外壁塗装の現場調査
コーキング破断
コーキング部分も破断していますね。コーキングが劣化してしまう原因は主に、
1.紫外線
紫外線は、劣化の大きな原因の一つです。紫外線により材料そのものが変質していってしまいます。そのためコーキング材の中には紫外線吸収剤などの添加剤が入っていますが、この添加剤が目地の動きなどによって表面に流れ出してしまうと劣化が加速します。
2.変形の繰り返し
地震や熱による建材の膨張、伸縮を吸収し建材が割れてしまうことを防ぐために使われているのがコーキングです。外壁は耐久性に優れていますが、柔軟性に乏しい材料で作られているので、目地(隙間)がないと動いた瞬間に割れてしまいます。目地のコーキングを埋めていて、建物の変形に合わせて伸縮します。その伸縮を繰り返すとコーキング内部の添加剤が徐々に外に染み出てしまします。これをブリード現象といいます。そうすると添加剤が減ってしまうと紫外線による劣化が加速し、柔軟性も失われていきます。その結果ひび割れなどの異常が発生しやすくなってしまいます。
3.施工不良
メーカーの想定耐用年数(5~10年)よりもコーキングの劣化が早い場合は、施工時のミスが原因かもしれません。充填する建材との相性や、上から塗装する塗料との相性が適していないと、耐用年数より早く劣化してしまうことがあります。また、二液タイプのコーキング材料の場合は器具でしっかりと撹拌する必要がありますが専用の器具を用いなかったり、時間が規定時間より短かったりして十分に撹拌できていないとうまく硬化せずに、ドロドロ・ベタベタになってしまいます。これは時々見かけますが除去するにもベタベタ・ドロドロなので非常に時間がかかってしまい、補修する場合のコストが増えてしまいます。
材料の劣化ではありませんが、コーキングを充填する前に行う下処理がきちんとできていない場合にはコーキング全体がはがれてきてしまったり、充填する量が少なく必要な厚みが足りていない場合は、すぐに破断してしまう場合もあります。施工不良の度合いにかかわらず、施工した会社に施工のやり直しを求めましょう。きちんとした施工会社であれば、施工に水があれば無償でやり直しをします。
1.紫外線
紫外線は、劣化の大きな原因の一つです。紫外線により材料そのものが変質していってしまいます。そのためコーキング材の中には紫外線吸収剤などの添加剤が入っていますが、この添加剤が目地の動きなどによって表面に流れ出してしまうと劣化が加速します。
2.変形の繰り返し
地震や熱による建材の膨張、伸縮を吸収し建材が割れてしまうことを防ぐために使われているのがコーキングです。外壁は耐久性に優れていますが、柔軟性に乏しい材料で作られているので、目地(隙間)がないと動いた瞬間に割れてしまいます。目地のコーキングを埋めていて、建物の変形に合わせて伸縮します。その伸縮を繰り返すとコーキング内部の添加剤が徐々に外に染み出てしまします。これをブリード現象といいます。そうすると添加剤が減ってしまうと紫外線による劣化が加速し、柔軟性も失われていきます。その結果ひび割れなどの異常が発生しやすくなってしまいます。
3.施工不良
メーカーの想定耐用年数(5~10年)よりもコーキングの劣化が早い場合は、施工時のミスが原因かもしれません。充填する建材との相性や、上から塗装する塗料との相性が適していないと、耐用年数より早く劣化してしまうことがあります。また、二液タイプのコーキング材料の場合は器具でしっかりと撹拌する必要がありますが専用の器具を用いなかったり、時間が規定時間より短かったりして十分に撹拌できていないとうまく硬化せずに、ドロドロ・ベタベタになってしまいます。これは時々見かけますが除去するにもベタベタ・ドロドロなので非常に時間がかかってしまい、補修する場合のコストが増えてしまいます。
材料の劣化ではありませんが、コーキングを充填する前に行う下処理がきちんとできていない場合にはコーキング全体がはがれてきてしまったり、充填する量が少なく必要な厚みが足りていない場合は、すぐに破断してしまう場合もあります。施工不良の度合いにかかわらず、施工した会社に施工のやり直しを求めましょう。きちんとした施工会社であれば、施工に水があれば無償でやり直しをします。
屋上部分
※押さえコンクリートとは、アスファルト防水層の上に打設するコンクリートの事を言います。コンクリートそのものには防水性はありませんが、紫外線や衝撃から防水層を保護し、浮き上がりを防ぐ目的があります。押さえコンクリートを打設する際は、通常のコンクリートを使用すると重さで建物に悪影響を及ぼしてしまうため、建物に負担をかけないように、通常のものより軽い、暑さ6センチ程度の軽量コンクリートを使用します。
後は、こちらの防水塗材をお客様ご自身で塗られたということでムラがありすぎます。全体的に劣化している可能性が高いので、防水工事をお勧めいたします。
庇の交換をお考え
こちらの庇も今回一緒に交換したいとのことですので、お見積りさせていただいました。
■庇が劣化する原因■
庇は日光や雨風などから住宅を守ってくれている部材になります。そのため天候や気象によって経年劣化してしまいます。経年劣化を遅らせるためには、定期的なメンテナンスが必要ですし、経年劣化してしまった庇は交換や修理が必要となります。庇が劣化することによる一番大きな影響は、雨漏りです。経年劣化により外壁と庇の隙間から雨漏りを起こすことがあります。庇自体の経年劣化が原因であることもあれば、庇に問題なくてもしシーリングが経年劣化することで起こってしまうこともあります。劣化が激しければ落下してしまうこともありますので、危険です。
■庇が劣化する原因■
庇は日光や雨風などから住宅を守ってくれている部材になります。そのため天候や気象によって経年劣化してしまいます。経年劣化を遅らせるためには、定期的なメンテナンスが必要ですし、経年劣化してしまった庇は交換や修理が必要となります。庇が劣化することによる一番大きな影響は、雨漏りです。経年劣化により外壁と庇の隙間から雨漏りを起こすことがあります。庇自体の経年劣化が原因であることもあれば、庇に問題なくてもしシーリングが経年劣化することで起こってしまうこともあります。劣化が激しければ落下してしまうこともありますので、危険です。
弊社からのご提案
今回は3パターンでのお見積りをご提出させていただきました。大きい部分の工事としては、
①ウレタン塗装 耐用年数8~10年
②シリコン塗装 耐用年数12~14年
③パーフェクトトップ 耐用年数14~16年
と3パターンご提案させていただきました。
屋上の防水工事に関しましては、平場部分は塩ビシート防水機械固定工法で施工を考えております。立ち上がり部分は、塩ビシート防水密着工法で考えております。
あとは、庇も変えたいとのことで伺っておりましたので庇の取り換えも一緒にご提案させていただきました。
①ウレタン塗装 耐用年数8~10年
②シリコン塗装 耐用年数12~14年
③パーフェクトトップ 耐用年数14~16年
と3パターンご提案させていただきました。
屋上の防水工事に関しましては、平場部分は塩ビシート防水機械固定工法で施工を考えております。立ち上がり部分は、塩ビシート防水密着工法で考えております。
あとは、庇も変えたいとのことで伺っておりましたので庇の取り換えも一緒にご提案させていただきました。
お問い合わせはこちらまで
こちらの現場を担当したのは私です
記事内に記載されている金額は2023年07月10日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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