前回の様子はこちらをクリックしてくださいね(^^)/
屋根葺き替え工事の様子
前回は、こちらの唐草の取付の様子までをお伝えしました。今回はルーフィングを貼って屋根材を取り付けていく作業をお伝えさせていただきます!
ルーフィングを貼っていきます
屋根材の下には、ルーフィングを貼っています。
ルーフィングとは、屋根材の下に敷いている防水シートの事を言います。
※写真では紫色の部分ですね
屋根は、屋根材とルーフィングを組み合わせることで屋根の効果を最大限発揮します。台風時の強い風雨や災害並みの大雨の際、屋根材のみで雨水を100%防ぐことは難しいです。また経年劣化と共に屋根材も劣化していきます。そのために2次防水としてルーフィングを使用して、雨水を抑える設計が住宅建築の基本です。
ルーフィングとは、屋根材の下に敷いている防水シートの事を言います。
※写真では紫色の部分ですね
屋根は、屋根材とルーフィングを組み合わせることで屋根の効果を最大限発揮します。台風時の強い風雨や災害並みの大雨の際、屋根材のみで雨水を100%防ぐことは難しいです。また経年劣化と共に屋根材も劣化していきます。そのために2次防水としてルーフィングを使用して、雨水を抑える設計が住宅建築の基本です。
ルーフィングの種類
★アスファルトルーフィング フェルト上の原紙にアスファルトを染み込ませて作られ、一般的な住宅で最も使用頻度の高いルーフィングになります。アスファルトルーフィングは、アスファルトで防水をするため止水性が高い点と、初期費用が安価であるという点がメリットですが、湿気が透過しないため屋根内部で結露が起こりやすくこまめなメンテナンスが必要です。また破れやすいので耐用年数は8年から10年と短い所はデメリットと言えるでしょう。
★改質アスファルトルーフィング アスファルトルーフィングと同じ原料で作られていますが、より質を向上させた耐久性の高いルーフィングシートです。ポリマーや合成ゴムなどを含有しているため、耐久性が高く、止水性が高いというところがメリットと言えます。耐用年数は商品によっても変わってきますが20年程度と言われています。耐久性が向上する分、費用が高くなってしまいますが、今後を見据えた場合に耐久性の高い屋根材と併用することでリフォーム費やメンテナンス費を大幅に削減できます。
★透湿防水ルーフィング 防水性と透湿性が高く、耐用年数が50年以上と非常に長いルーフィングになります。一般的に木材は、20%以上水分を含むと腐りやすくなると言われていますが、住宅の上部に流れてくる湿気を含んだ緩やかな空気を速やかに排出してくれるため小屋浦結露を抑えます。耐久性が高く長持ちする為、メンテナンス費の削減になりますが、通気層を設ける工事が併用して必要なため施工にかなりのコストと時間がかかります。
★遮熱型透湿ルーフィング 遮熱性と透湿性で屋根全面から湿気を逃し、住宅の耐久性と省エネ効果を向上させるルーフィングシートです。ものによっては、アスファルトルーフィングの150倍、200倍以上の透湿性を持ちます。この透湿機能が備わっているため屋根裏結露による木材の腐朽を防ぎ、しっかりと雨水の侵入をシャットアウトすることで、住宅の長寿命化に貢献します。
★合成高分子系ルーフィング 合成ゴムや塩化ビニルなどの合成繊維を元にしたアスファルト以外のルーフィングシートの事です。アスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングと比較して、
・透湿性
・防水性能
・伸縮性
・値段が安価
で優れているところがメリットです。デメリットは、紫外線の影響で劣化しやすく、下地の状態によっては使用できない場合があることです。耐用年数はだいたい15年程度になります。
★粘着層付きルーフィング 貼り付け面のみが粘着シートになっているルーフィングシートの事を言います。今回の現場で使用しているものも粘着層がついているルーフィングになります。通常のルーフィングシートは、【タッカー】と呼ばれる道具で貼り付けることができます。密着性と防水性が高いため、雨漏りがしにくく作業の難しい形状の屋根に向いていて、対応年数が30年程度と長いですが費用は高価です。
★不織布ルーフィング 原料ベースが不織布のルーフィングシートです。メリットとして柔軟性があるため下地の形に対応できる点、耐久性が高く破れにくい点、耐用年数が30年程度と長い点が挙げられるため近年注目を集めています。しかし高価という点がデメリットです。
★改質アスファルトルーフィング アスファルトルーフィングと同じ原料で作られていますが、より質を向上させた耐久性の高いルーフィングシートです。ポリマーや合成ゴムなどを含有しているため、耐久性が高く、止水性が高いというところがメリットと言えます。耐用年数は商品によっても変わってきますが20年程度と言われています。耐久性が向上する分、費用が高くなってしまいますが、今後を見据えた場合に耐久性の高い屋根材と併用することでリフォーム費やメンテナンス費を大幅に削減できます。
★透湿防水ルーフィング 防水性と透湿性が高く、耐用年数が50年以上と非常に長いルーフィングになります。一般的に木材は、20%以上水分を含むと腐りやすくなると言われていますが、住宅の上部に流れてくる湿気を含んだ緩やかな空気を速やかに排出してくれるため小屋浦結露を抑えます。耐久性が高く長持ちする為、メンテナンス費の削減になりますが、通気層を設ける工事が併用して必要なため施工にかなりのコストと時間がかかります。
★遮熱型透湿ルーフィング 遮熱性と透湿性で屋根全面から湿気を逃し、住宅の耐久性と省エネ効果を向上させるルーフィングシートです。ものによっては、アスファルトルーフィングの150倍、200倍以上の透湿性を持ちます。この透湿機能が備わっているため屋根裏結露による木材の腐朽を防ぎ、しっかりと雨水の侵入をシャットアウトすることで、住宅の長寿命化に貢献します。
★合成高分子系ルーフィング 合成ゴムや塩化ビニルなどの合成繊維を元にしたアスファルト以外のルーフィングシートの事です。アスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングと比較して、
・透湿性
・防水性能
・伸縮性
・値段が安価
で優れているところがメリットです。デメリットは、紫外線の影響で劣化しやすく、下地の状態によっては使用できない場合があることです。耐用年数はだいたい15年程度になります。
★粘着層付きルーフィング 貼り付け面のみが粘着シートになっているルーフィングシートの事を言います。今回の現場で使用しているものも粘着層がついているルーフィングになります。通常のルーフィングシートは、【タッカー】と呼ばれる道具で貼り付けることができます。密着性と防水性が高いため、雨漏りがしにくく作業の難しい形状の屋根に向いていて、対応年数が30年程度と長いですが費用は高価です。
★不織布ルーフィング 原料ベースが不織布のルーフィングシートです。メリットとして柔軟性があるため下地の形に対応できる点、耐久性が高く破れにくい点、耐用年数が30年程度と長い点が挙げられるため近年注目を集めています。しかし高価という点がデメリットです。
屋根材設置
ビスで固定
◎ガルバリウム鋼板とは◎
ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカで開発された金属素材で現在では多くの建材メーカーが屋根材や外壁材などに採用している人気の素材になります。アルミニウム・亜鉛・シリコンが合成されたアルミ亜鉛合金めっき鋼板。亜鉛の犠牲紡織機能とアルミニウムの耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性の特性を生かした鋼板とも言えます。ちなみに、金属鋼板を亜鉛でメッキしたものがトタンになります。
ガルバリウム鋼板は、耐用年数が長い金属素材でありながら錆びにくい軽量の為、耐震性が高いなど様々な魅力があり、他の屋根材と比べても優秀な点が多く人気の屋根材です。
固定完了
固定が完了しました。次は、板金などの取付の様子と屋根葺き替えの完成形をお届けしますのでお楽しみに!!
お問い合わせはこちらまで
こちらの現場を担当しているのは私です
記事内に記載されている金額は2024年02月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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