こちらの給湯器を新しい給湯器（給湯専用）に取替る工事を行いました。こちらの写真は取替前の写真なのですが、フレキ管に保温材がまかれていません。新しく取り付ける給湯器には凍結予防に保温材を施していきます。フレキ管に保温材がまかれていない状態は、効率的なエネルギー利用や環境への影響を考えると望ましくはありません。保温材を適切に施工することでエネルギーのロスを最小限に押さえ、配管の劣化を防ぐことができます。
古い給湯器の配管のコックを順番に閉めていきます。コックを閉めた後、各配管や配線を外していきます。配管が外れたら、本体を外していきます。
配管の状況を確認し、保温材を取り付けていきました。最後には、ガス感知器を使用してガス漏れの確認をします。
お風呂のリモコンも取替ました！
外に設置されている給湯器の劣化サインと前兆をまとめてみました。
①リモコンにエラーが出る（電源の入り切りで使用可能になる）：もしリモコンにエラー表示が出ている場合、そのエラーが何のエラーかを知っておきましょう。特にエラー表示については電源の入り切りでお湯が使えているから気にしないという方も多いですが、故障が完全に発生する前に対処できる可能性があります。
②異音がする：給湯器が経年劣化した時に一番違和感を感じやすいのは、「運転音の大小、異音」です。初期状態で異音に気付く事で被害を最小限に食い止めることができるケースが多く特に、「ブーン、ブオーン」という音が鳴る場合は、ファンモーターの故障の前兆の可能性があります。
③お湯の温度が暑くなったりぬるくなったり安定しない：給湯器から出るお湯の温度が不安定であれば、給湯器が寿命のサインを出している可能性があります。
④水漏れがある：給湯器から水漏れがある場合、経年劣化が進行している可能性があります。
⑤外装部に錆、経年劣化が見られる：給湯器の外装部分が錆びている場合、経年劣化が進行している可能性が高いです。
以上の症状画出ている場合、お使いの給湯器は経年劣化している可能性があります。早期発見することで修理か交換かを検討する時間と余裕ができるので、ますは上記の項目を確認してみてくださいね。
給湯器の機器寿命は１日１時間の使用で約１０年を目安に作られていますが、使い方や地域の水質、機械の当たりはずれによって異なることがあります。７年以上経過して高額修理になる場合は新し給湯器に交換することをご検討ください。
記事内に記載されている金額は2024年04月23日時点での費用となります。
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