現場の様子は・・・
2階の壁部分と天井にも大きなシミが出ています。まだ濡れている状態です。この状況から見ると広範囲に漏れている感じがします。前回防水工事をしたのが8年前との事です、雨漏りは原因をピンポイントで見つけるのは難しいので全体的な工事になってしまいます。これから詳しい調査に入ります。
屋上部分を調査
屋上の現状です、ウレタン防水密着工法で施工されています。キチンと施工はされているようです。ウレタン防水は耐用が5~6年になりますので施工業者もその辺の説明もしっかりしておいた方がお客様の為にはなると思います。そういう認識があるとお客様ももう少し早く対策を考えたかもしれませんね。詳しく調査して行くとクラックの発生が3か所と水たまりの跡が1か所あります。屋上は水はけが悪いと致命傷にになるので注意が必要です、年に1回の点検は大事にしてほしいですね。今回の防水工事では建物の築年数が30年になりますので排水ドレンの入れ替えも必要です。
屋上のフェンス
屋上鉄製フェンスが腐蝕している部分が多く見られます。鉄部の塗装も耐用年数は5~6年です。屋上フェンスの塗装に関しては足場もいらないので小まめに手入れしてほしい箇所です。最近ではDIYでお客様自身で楽しみながらペンキ塗りをしている所もよく見かけます。出来る所は経費をかけずに自分で塗るようにされた方が点検にもなるので1番いい方法だと思います。そして見落としがちな部分が鉄製のフェンスが腐蝕し穴があきそこからコンクリート内部へ雨が侵入し雨漏りに繋がる場合もありますのでフェンスに穴が開いていないか点検することも忘れず確認する事が大事です。不具合な部分を確認しながら自分で塗っていくのがベストは方法です。
ベランダ部分
こちらのお宅には広めのベランダが有ります。現状は水性の塗膜防水で施工されています。この部分も防水状況は悪くなっています。平場、立ち上がり部分にクラックが発生しています。今の所雨漏りはしていないようですが早急な対処が必要だと思われます。一度雨漏りしてしまうと内装工事も必要になり金銭的にも負担が大きくなりますので自宅は早い目のメンテナンスをすることが結果的には安上がりになりますので計画をきちんと立てて自分の家は自分で守る気持ちをしっかり持って生活することが大事です。
クラック補修は必須
今回の依頼は雨漏りを止めるのが目的ですが外壁にもクラックが多く見受けられます。予算の都合で外壁塗装まで手が回らない場合はコーキング補修だけでもしておく必要があります。2階室内の雨漏りには直接関係はないかもしれませんが2階外壁のクラックの補修は必要だと思います。雨漏り原因の特定の難しい所は漏っている上部分からとは限りません、とんでもない所から回ってくる場合も有るので可能性の有りそうなところはすべて対処しておくことです。今回の雨漏りの原因は90%が屋上からの可能性が高いと思われますが外壁クラックの補修も念の為必要です。
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記事内に記載されている金額は2023年12月06日時点での費用となります。
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