


大阪市内で台風21号の強風で外壁が落下しました。緊急を要する工事を行っています。
連棟の建物でお隣の屋根の上に外壁モルタルが落下しました。屋根の上はガラだらけになっています。
道路側に落下しなかったのが不幸中の幸いでした。けが人が出なくてよかったと思います。
お隣の住人もびっくりされたことでしょう。室内には被害がなかったのでほっとされていました。
お客様も外壁に大きなヒビ割れが入っていたのが気になっていたということでした。
台風の威力はすごい物が有りますね。改めて常日ごろからの家の手入れの重要さが分かります。
これから雨が降ると大変な被害がでるので緊急を要する工事が始まりました。
北面の外壁は半分ぐらいは落下しており残りの半分も調査の結果密着に問題があるので
全面的に撤去することになりました。


外壁のモルタルは密着が悪くなっており簡単に剥がれます、撤去すると下地のバラ板が出てきましたが
相当湿気を含んでいますので乾燥さす必要があります。外壁のヒビ割れから長年の水分が侵入しラスとモルタルの
密着が悪化し台風の強風で落下したと見られます。やはり外壁のヒビ割れは疎かには出来ませんね。
外壁の撤去で丸1日を予定していましたが半日で終了しました。喜ぶべきか複雑な気持ちですね。
最近の外壁は約80%がサイデイング貼りになっておりモルタル外壁の改修工事は久しぶりになります。
モルタル、サイデイングどちらも長所、短所がありどちらがいいとも言えませんがどちらも定期的な
メンテナンスなしでは建物は維持できませんので注意が必要です。
こちらの工事は緊急を要しますので早く元通りに復旧して安心して生活ができるように仕上げなければ
なりません。


モルタルが落下した時にお隣の洗濯干し場屋根の波板が破損しています。
この部分も修復しなければなりません、お隣の瓦棒屋根もへこんでいる所や穴が開いたところもあり
修復の対象になります。火災保険の申請をお勧めしていますがどこまで保証してくれるのか心配ですね。
お隣さんが理解のある方で今回は屋根の上に足場を組ませてもらっています。こういう時に近所付き合い
の大切さを感じますね。作業時には屋根の上にコンパネを置いて傷まないように養生をしながら作業を
進めています。連棟住宅で工事をするときは周りの方の協力が不可欠です事前の近所の挨拶廻りは
大事になります。今回は近所の方も気持ちよく協力して頂いて有難うございました。


ようやくモルタル塗りが終了しました。天候に恵まれて本当に良かった思います。ほっとしています。
これで雨が降っても漏れる事がないので安心です。後は乾燥を待って外壁塗装をするだけです。
早く足場を解体してすっきりしたいですね。モルタル塗りは基本的には2回塗りになります。
1回では厚みが付かないので2回塗って仕上げます。最近は左官工事も仕事が減り気味ですね。
外壁にはサイデイングを使用する会社が増えているのが原因と思いますがこれも時代の流れですね。
記事内に記載されている金額は2017年11月04日時点での費用となります。
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