
先日洗浄が終わったので、目地の打ち替えを行います。このサイディングの目地部分にカッターを入れて剥がしていきます。剥がすとこの様にびよ~んと気持ちよくとれます。

目地をすべてとり終わるとこの様に青い部分が見えてきます。これが防水シートになっていて、目地が経年劣化で剥がれてしまった際に雨水から建物への侵入を防ぐ最後の砦になります。この青い防水シートも破れると中に水が侵入してしまいます。

サッシ廻りのコーキングもしっかりと行います。一番雨漏りする可能性が多いのがサッシの上部分の目地が剥がれて、雨漏りするパターンが多いです。目地を打った後に塗装もするので防水性能は建てた時よりもあります。

今回の塗装方法はサイディングのタイル調部分(下)をクリヤー塗装、タイル調以外の部分(上)をパーフェクトトップで塗りつぶす塗装になっています。タイル調部分をクリヤーで塗装する理由としては、タイルの色彩は塗装では再現することができないので、今回タイルの色を残す塗装方法をご提案させて頂きました。

またクリヤー部分の目地の打ち替えは、塗装前に行うのではなく、塗装後、(上塗り完了後)に行います。
通常通り目地を打ったあとにクリヤー塗装する事になると、目地の色が変色してしまう恐れがあるからです。
なので今回は上のみの打ち替えして、数日後にクリヤーの上塗りが終われば残りのタイル調部分(下)を打ち替えます。

破風板の角の三角形の部分が△ごと剥がれているのが分かります。
風で飛んでしまったのか、経年劣化で剥がれてしまったようです。剥がれたパネルは見つかりませんでした。
この形にケイカル板という板をカットして、貼りつける予定です。
直接雨漏りする可能性もあり、この部分の劣化は雨漏りする可能性もありますが、中の木部が腐ってきてしまう場合もあります。
記事内に記載されている金額は2017年12月01日時点での費用となります。
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