
今日は箕面市の現場。グっと冷え込んだ今朝は、この冬一番の冷え込みだそうです。
私も先日新調した防寒着を着て、朝から足場工事に立ち会います。


私たちの様な中小規模の建物を改修する業者は写真の様なクサビ緊結式鋼管足場を使用します。 商品名でビケ足場と言われることも多いですね。
足場は工事の目的によってその組み立て方を変えないと、肝心の工事がやり難くなってしまいます。
足場業者は、塗装作業するための足場であることはもちろん把握していますが、実際に塗装したことがあるわけではありませんので、細かな要望は現場で伝える必要があります。
今回は、軒の出がやや大きな建物でしたので、足場を通常の位置で組むと雨といに近づきすぎる懸念がありました。
そこで雨といの補修なども予定しているので雨といに近づきすぎないようにと指示したわけです。
他にも、庭木や下草への影響を確認したりと、建物以外にも注意を払いながら組んでもらいます。
カラーベストの縁切りの必要性
カラーベスト(コロニアルもスレートも同じものです)の塗装時に気を付けなければいけないことに、塗料による屋根材同士の密着があります。
屋根材は下から順に少し重ねながら葺いていくものですが、塗装時にその重なり部分が塗料で埋まってしまい、内部に入った雨水や結露水が外部に排出されなくなって、雨漏れに繋がることがあります。
下の写真をご覧ください。


昨晩は雨は降っていませんでしたが、今朝の冷え込みによって屋根全体に夜露が降りていて濡れていました。
日が昇るにつれて乾き始めた屋根でしたが、カラーベストの重なり部分に工具を差し込んで少しすき間を作ると、中から水がたくさん流れ出てきました。
この水分が塗装によって閉じ込められるとどうなるかは想像に難くないと思いますが、この水分をしっかり排出できる様、塗装後の「縁切り」が大切なポイントです。
進和リフォームでは縁切りに効果的な工法を用いて、この問題を解決しています。
記事内に記載されている金額は2018年01月15日時点での費用となります。
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