

搭屋外壁、屋上内壁の塗装工事が完了しました。外壁のクラックも消えて綺麗に仕上がりました。
いかに高性能の塗料を使っても塗料が付着するための適切な下地になっていなければその性能を
発揮することは出来ません。劣化した塗膜を残したままで塗装をした場合上塗りした塗膜の付着が弱く
剥離に繋がるので粉化した旧塗膜、浮き、はがれ、割れなどの塗膜は工具などでケレン及び高圧洗浄で
汚れ、粉じんを洗い落とし乾燥させる必要が有ります。特にクラックの処理は大きさなどにより処理方法も
違いがあり適正に処理することが求められます。


キュウビクルや配管カバーの仕上げ塗りも完了しました。屋上のスチール製の付帯物は紫外線の影響を
まともに受けるので劣化が早まります。適切なメンテナンス計画を立てる事が重要になります。
スチールの塗装においても下地調整が大事になって来ます。工具やデスクサンダー、ペーパーなどを
使いながら研磨していきます。研磨対象の材質、形状等をみて目詰まりが少なく作業性の良い物を選ぶことです。
好い下地造りが上塗り剤の性能を100%発揮できることに繋がります。


7階の外壁の塗装にはローリングタワーを使いました。バルコニーになっているのでローリングタワーを
設置することが出来ました。工事期間中は風も穏やかで危険を感じることも無く作業が終了してほっとしました。
この部分は7階になり高い所では風の影響を受けやすいので作業中は気が抜けません、突然に突風が吹く
場合もあり危険が伴いますので慎重に作業する必要が有ります。


このビルには西面に小さなバルコニーが5か所あります、ウレタン防水で施工中です。
主剤の塗布も終わり乾燥養生をしている所です、特に冬場は乾燥に時間が掛かるので待ち時間が多くなります。
塗膜防水は複雑な形状にも施工が簡単なので使用される現場多くあります。補修も簡単で5年毎にトップコート
のみの塗り替えで長期間防水効果を保持できるのがいいですね。


主剤が乾燥したので仕上げ塗りのトップコートを塗布しています。この工程でウレタン防水は完了となります。
小さなベランダでのウレタン防水は乾燥に時間が掛かる為コスト的に高くなりますがこちらの現場の場合は
大小合わせて8か所に分かれていてすべてトータルすると170㎡位になりますのでコスト的にも安く上がります。
防水の工法、種類も沢山あります。大きく分けると塗膜防水、シート防水、アスファルト防水、セメント系防水に
分かれます。その他多種多様な防水工法が有ります。一般的には小さなベランダではウレタン防水で施工する場合
が最も多いでしょう。一般住宅でベランダの防水をする場合は外壁塗装と組み合わせた方が割安になるので
よく業者と相談してからの方がいいと思います。
記事内に記載されている金額は2017年12月14日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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