


高槻市にある鉄骨3階建ての屋上です。雨漏りの連絡を頂きました。排水ドレンの周りがシートが膨れて水の
流れを妨害しています。水も相当溜まっています。前回シート防水をしてから17年が経過しているそうです。
シート防水の耐用年数は約13年と言われていますので17年は今までよく持ったと誉めてやりたいですね。
不陸部分は撤去して新たに塩ビシート防水で施工します。



高槻市の防水工事現場です。今日から着工しています。まずは端末の金具を撤去して立ち上がり部分の
シートも撤去していきます。まだ水が溜まっているので水の掃出しもしなくてはなりません。


端末の金具の撤去が完了しました。次に立ち上がり部分のシートを撤去していきます。
前回シート防水は密着工法で施工しています、密着工法は接着剤でシートを固定していく工法なので
旧シートを剥がすには苦労します。シートの撤去にどれぐらい時間が掛かるかこれはやってみないと
分からないのでめくれやすい事を祈るだけです。



今回必要な材料の紹介です。左から絶縁シートですこれは劣化した現状の防水層から新しいシートを
守るためのものです。次がメインの塩ビシートです、内部に樹脂層や補強クロスなどが積層されていますので
耐久性に優れたシートです。最後が塩ビ鋼板と呼ばれるものです、



シート防水の耐用年数は平均13年と言われています。露出単層仕様が多く、太陽光に曝されるので
シート自体の対応が選択のポイントになります。最近の傾向としては加硫ゴム系、塩化ビニル系が
主流になっています。露出型の防水は劣化のチエックがしやすいが、シート防水は特に防水部分が
1枚のシートとつなぎ目で出来ているので劣化の判断はしやすいため改修時期の判断もしやすい。
劣化のチエックポイントを挙げてみると、
1、防水改修を行わず10年以上経過している。
2、現在雨漏りがしている。
3、シートが破れたり、ジョイント部分が剥がれている。
4、ドレン廻りのシートが剥がれている。
5、端末金物のシール部分が硬化し破断している。
などが挙げられます、素人でもシート防水の劣化状況のの判断はしやすいので一応目安と捉えて
最終判断は専門の業者に見てもらって対策を検討しましよう。
記事内に記載されている金額は2017年12月17日時点での費用となります。
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