

高槻市のALC3階建て外壁塗装の現場です。本日から足場組が始まりました。
片面が現在空き地になっているので足場組もスムーズに作業が進んでいます。
大阪近郊ではめったにない作業がしやすい現場に鳶職人もうれしそうに作業をしていました。


メッシュシートを貼って足場作業は完了しました。隣の空き地を工事中に工事用車両の駐車に使わせて
もらう事が出来ました。コイン駐車場も高くつくので有り難い事です。どこの現場でも車の駐車には苦労
しているのが現状です。駐車場が遠い場合が多いので今回は現場に横づけ出来るので大助かりです。
こんな現場ばかりでしたらうれしい限りですね。
明日から塗り替えの作業が始まりますがいい仕事が出来そうです。
足場が出来たのでまずは足場に上がり細部にわたって点検する予定です。
足場上の検査では間近に劣化状況が見る事が出来るのでより正確な判断をすることが出来ます。
そして作業内容や方法を職人に指示していきます。現状を正確に把握して仕様、工法を決めていく
事が大事です。


足場上からの調査を行っていますが予想以上にALC目地のクラック発生が多くあります。
ALC板の工法は1枚づつパネルを取り付け継ぎ目はシーリング材を打って雨の侵入を防ぎます。
継ぎ目のシーリング材の弾力が無くなると建物の揺れでシーリング材が割れてしまいます。
現状そういう状況になっています。下からの現場調査ではここまで確認できないので足場組後の点検は
大事です。ALC目地部分は新たにシーリング材を全面的に増し打ち工法になります。
それによってクラックは塞ぐことが出来ます。シーリング材の耐久年数は約10年位になりますので
定期的にメンテナンスをする必要が有ります。


ALC板は25年以上経過するとクラックの発生が多くなります、パネル自体の耐久性の問題も有りますが
全体的にパネル自体が経年劣化の影響で割れやすくなってきます。
窓の周りや庇の上部などにクラックが入っています。この部分もシーリング材での補修になります。
ALCの建物はシーリング材で防水性能を維持していると言っても過言ではありません。
ALCに使われているシーリング材は変性シリコン、ポリウレタンが主流になっています。
変性シリコンは耐候性もよく扱いやすいシーリング材です、ポリウレタンは弾性が高く使いやすいのが特徴です。
昔はシーリング材の影響で黒く汚れが付いた建物が多くありましたが現在は汚れが付きにくいノンブリードと
言われるものがよく使われています。シーリング材も年々進化して10年以上の耐久性能を誇るメーカーも
出てきているのが現状です。
記事内に記載されている金額は2017年12月26日時点での費用となります。
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