
今日から屋上の防水工事が始まりました。
屋上は塩ビシート防水と言われる防水で防水します。広い面積を防水する時によく使用されています。特徴としてシートを被せるので膨れなどはおきません。

まず下地を綺麗にするために出っ張りなどがないか確認します。あれば道具で削って平にします。細かいゴミなどもあるのできれいにほうきで掃き掃除をしてなるべく平にします。

屋上に向けてパイプがでていたので、なんのパイプか調べたら、昔給湯器をつかっていて、その排気を上の屋上に向けて流すパイプでした。これは不要なので取り除きます。取り除いた後で穴を埋めて下地処理の完成です。

次に薄い下地用の断熱シートを敷き詰めていきます。この断熱シートは熱を遮断するだけではなく、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるようになります。また他にも役割があります。

今回のご依頼いただいた一つが現状に傾斜をつけて水はけをよくする事でしたので、この断熱シートを加工する事で傾斜をつけて水はけをよくする事が可能です。事前に高さやどのくらい傾斜がついているかなどを計算して、断熱シートを設置後にゆるやかに水がドレンまで流れるように計算されています。

ドレンの取替工事です。既存のドレン排水は金属が錆びて経年劣化により破損している状態なので、入り口だけではなく、穴の奥深く1m程までパイプを通して途中から水漏れなどがしないように施工します。

今回外壁塗装も同時に平行して行っているので、屋上の内側の壁だけ先に塗装して仕上げています。防水工事の後に塗装するとペンキがせっかく防水したシートに付着する可能性があるので先に塗装だけ終わらせています。防水工事と塗装工事は違う職人が行っているので現場監督が指示して現場がスムーズに終わるように日程を組んでいく必要があります。
記事内に記載されている金額は2018年01月25日時点での費用となります。
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