屋上の現場調査
屋上のシート防水の現場調査にお伺い致しました。一見異常はなさそうでしたがよく点検してみると入隅部分が浮いているのが確認できると思います。シート保護用のトップコートも色あせています。限界に近い状況になっています。
入隅部分
入隅部分のシートが浮いているのが確認できると思いますがシート防水の1番の弱点が入隅部分になりますね、ゴムシートは接着剤で貼っていきますが入隅は接着状況があまい場合が多いですね。シート防水では1番施工の技術が問われる部分です。平面の施工は難しくないですが入隅はドレンが有る場合が多いので難しいです。ドレン廻りの防水処理との兼ね合いが技術のいる所です。
ドレン部分
右側の写真のドレンも泥が詰まっています。排水が悪いとゴムシートの上に常に水が溜まっている状況になります。そうするとゴムシートの耐久性能が著しく悪くなり継ぎ目部分から水が侵入する恐れがあります。防水工事で1番多いのがドレン廻りからの雨漏りです、現場調査に行って見るとドレンが詰まっているのが原因というのが多いですね。泥の詰まりを防ぐ方法は難しいので定期的な清掃しかないですね。
剥がれている箇所が…
よく点検してみるとゴムシートの接着が悪くなっている所が2か所ありました。この状況は緊急を要する事態ですね。雨漏りする可能性が大きいですね。早急に補修を行ったほうが良い状況です
シート防水の欠点は接着部分からの剥がれ現象がおきる事です、原因としては接着剤の不足、転圧不足、寒暖の大きな差、雪の被害などが挙げられますが何よりも施工技術が大きく影響を与えます。最近では接着剤を使わない塩ビシート防水機械的固定工法というものが有ります。こちらはシート防水が進化した形で接着剤を使わないので剥がれる心配が有りません。当社でも取り扱い量が増えてきています。
屋上防水の種類と耐用年数
屋上防水にはいくつかの種類があります。どのような種類があるのか簡単にご説明させていただきます。
◎ウレタン防水 ウレタン樹脂を塗り重ねて形成する塗膜防水で、耐用年数はおよそ10年が目安となります。メンテナンス性に優れているところや、コストパフォーマンスうのいい事が特徴です。
◎FRP防水 液状のポリエステル樹脂とガラス繊維などを一本化して形成する塗膜防水で、耐用年数はおよそ10年が目安となります。強度があることや工期が短いことなどが特徴です。
◎シート防水 シート状の防水材を床面に張り付けて形成する防水層で、耐用年数はおよそ10~15年が目安になります。強度がある事や耐久性に優れている事が特徴です。
◎アスファルト防水 液状の妖怪アスファルトとアスファルトシートを貼り重ねて形成する防水層で、耐用年数はおよそ15~20年が目安となります。実績が多く信頼性が高いことや、耐久性に優れているのが特徴です。
◎ウレタン防水 ウレタン樹脂を塗り重ねて形成する塗膜防水で、耐用年数はおよそ10年が目安となります。メンテナンス性に優れているところや、コストパフォーマンスうのいい事が特徴です。
◎FRP防水 液状のポリエステル樹脂とガラス繊維などを一本化して形成する塗膜防水で、耐用年数はおよそ10年が目安となります。強度があることや工期が短いことなどが特徴です。
◎シート防水 シート状の防水材を床面に張り付けて形成する防水層で、耐用年数はおよそ10~15年が目安になります。強度がある事や耐久性に優れている事が特徴です。
◎アスファルト防水 液状の妖怪アスファルトとアスファルトシートを貼り重ねて形成する防水層で、耐用年数はおよそ15~20年が目安となります。実績が多く信頼性が高いことや、耐久性に優れているのが特徴です。
まとめ
シート防水の場合は、シートが部分的に浮いたり接合部分が剥がれたりする場合があります。今回の症状がまさにこの状態になります。このまま放置していると、徐々に範囲を拡大して全体が浮き上がってしまう可能性があるため、できるだけ早い補修を行うべきかと思います。大切な建物がひどくなる前に定期的な点検で発見したら早めの補修を行って建物の寿命を保てます!
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記事内に記載されている金額は2023年09月19日時点での費用となります。
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