

箕面市で施工中の現場です。外壁と屋根の洗浄も終わり今日は養生と鉄部の錆止めを
塗っていきます。雨戸が24枚有りますが1枚ずつ全てに下塗りの錆止めを塗っています。
鉄部の塗装は刷毛塗りか吹付けかのどちらかになりますが今回は枚数が多くあるので
コンプレッサー式の吹付けガンで施工していきます。最近は道具も進化しております。
昔の吹付けガンの場合は近隣に飛散して、トラブルになる場合も多々ありましたが、今では
道具がよくなり、コンプレッサー式の吹付けガンは飛散を最小限に止める工夫がされており
近隣への飛散は無くなりました。
平面の場合のペンキ塗りは吹付けガンの方が効率がよく、仕上がりがきれいです。
好い道具のおかげで仕上がりよし、スピードアップの一石二兆ですが、細かい
部位になると、やっぱり刷毛が重宝します。


洗浄後の屋根の状態です。屋根は遮熱塗料での施工予定になっています。
遮熱塗料は住まいの快適性を向上させて、冷暖房費の削減に貢献できる優れた
塗料です。夏場の2階の部屋のエアコンの効き目がよくなり室内の温度を下げる
効果があり、これからの地球温暖化対策には必要な材料になるでしょう。
現状換気棟が付いていますがあまり機能していないので夏場の暑さ対策を
という事で遮熱塗料を提案させていただきました。
地球の気象状況も厳しくなっており、暑さ、寒さが極端な状況になってきている
時代に遮熱塗料ですこしでも省エネに貢献できたら嬉しい限りです。
屋根塗装を成功させ、耐久性をアップさせるのに欠かせないのが屋根洗浄の
仕方です。現状の弱くなっている塗膜が完全に剥離するまで丁寧に時間をかけて
屋根専用のトルネードガンで洗浄する事です。屋根全体が白っぽくなれば概ねOK
だと思います。洗浄後は最低24時間は乾燥さす必要があります。


カラーベスト屋根の棟は鉄板で納めていますが、釘止め施工になっています。
年数の経過と共に釘が浮いてくる場合がよくあります。屋根塗装の場合は釘の
点検は欠かせません。浮いていると雨が浸入する可能性が高いので注意が必要です。
釘を打ち直し、コーキング打ちをしておくと釘が浮いてくることがなくなります。
屋根の谷樋も鉄板もしくはガルバリウム鋼板で施工していますが、最近の酸性雨の
影響で劣化が早まり腐蝕している場合もあるので塗装前には必ず点検が必要です。
腐蝕し穴が開いている場合は取り替えが必要です。
屋根に不具合が発生すると即、雨漏りに繋がります。雨漏りする前に定期的な点検が
家を雨漏りから守る重要な役目を負っていますので、後回しになりがちな家のメンテナンス
は計画的に実施する事が大事です。


足場を組んでの塗装工事の際には樋の点検と清掃をセットでさせていただいています。
普段できないところでも足場が有ると容易に出来るのでサービスの一環として行っています。
木の葉や泥の詰まりによって雨水が溢れる場合が結構多く発生しています。
こういう機会に樋の掃除をしておくと溢れることもなく安心です。
気になったのがテレビアンテナを固定している針金を軒樋の受け金具に止めている
点が気になります。受け金具に固定すると風力などにより受け金具が引っ張られて樋の
勾配が変わる場合があり雨水が正常に流れない事もあります。こちらの場合は今のところ
勾配は正常にとれていました。
記事内に記載されている金額は2018年03月11日時点での費用となります。
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