
今日は窓など汚してはいけないところをビニールやテープを
使って養生という作業を行っています。
養生の箇所の多い少ないで手間が相当変わってきます。
細かい配線などが多くあると手間が掛かり大変です。
養生作業は新米職人がまず最初に覚えなくてはいけない
工程になります。この作業を見ていると器用、不器用がすぐに
でますね。こういう地道な工程を大事に丁寧にやっていって
ほしいですね。養生の出来不出来で仕上がりに大きな差が出ますので
最後の仕上がりを想像しながら丁寧にやるように常にうるさく言っています。

RC造の下地調整で一番多いのは爆裂現象です。
クラックから水分が侵入し冬場昼と夜の温度差により膨張して
爆裂という現象がおこります。
読んで字のごとくコンクリートの爆発ですね。
ビルの上で道路に面しているところは危険がいっぱいです。
これを防ぐには定期的な点検しかありません。

これは下塗りが終わった外壁面です。
今回の仕様は下塗りでなみがた模様を付けていきます。
下塗り材は弾性フィーラーというものを使います。
この下塗り材の特徴は厚塗りの材料で弾力があるのでクラックに
ある程度追随するのでクラックがいきにくいという特性を持っています。
厚塗りなので下地の小さなヘアクラックなどは埋まってしまいますので
ヘアクラックの下地処理が不要です。
いろんなメリットがある優れものです。
最近塗装現場では下塗り材は弾性フィーラーが主流になっています。
いい材料はどんどん使っていくべきですね。

白い所が下塗り状態で色のついているところが中塗りが終わった面です。
塗装の工程は基本的には3工程です。
工程の間には乾燥時間が有りますのでメーカーの仕様書通りに施工
しなくてはなりません。この乾燥時間を守らないと耐久性に大きく影響
が出てきますので大事な決まり事です。
最近の塗料はほとんど水性になっています。
匂いもなく環境にやさしくなってきています。
昔はほとんどが油性だったので匂いの問題で
近隣からのクレームも多くありましたが最近ででは
ほとんど聞きませんね。喜ばしい事です。
一般住宅の外壁の配色も昔に比べるとカラフルになり
塗り替えで町全体が明るくカラフルになれば犯罪も少なく
なるかもしれませんね。うれしい限りです。

鉄製フェンスは錆止め塗りが終了した所です。
錆止め塗料といえば赤色と思っている方も多いと思いますが
錆止め塗料には赤の他 白、グレイ、黒があります。
一般的には赤色が多いですね。
どの色でも性能には変わりが有りません。

受水槽タンクも10年位で塗装が必要になってきます。
受水槽はほとんどFRP製のものが多く使われています。
外部が劣化してくると紫外線の影響を受けやすくなり
内部に藻などが発生しますので受水槽専用の塗料で
塗装する必要があります。
普通の塗料で施工すると内部の汚染に繋がるので
注意が必要です。
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