

昨日、8月9日に外壁の現場調査に伺いました。
こちらのご自宅は築13年ということで、そろそろ外壁の劣化がきになり、どうせなら屋根も見てもらいたいとのことでした。

こちらのご自宅は、1階が道路から約3m高い位置にありました。外壁の工事を行う時は、家の周りに施工するための足場を組みます。今回は道路面から組まなければならなく、約3m余分に見なければなりませんので、注意が必要です。
また、どうしても家の周りが狭くて足場が組めないときは、お隣の敷地内に組ませていただく場合もありますので、これも注意が必要になります。
外壁の劣化は触るとわかる


こちらのご自宅の外壁は、窯業系サイディング(セメント質と繊維質を主な原料にして、板状に形成したもの。)で、触ってみると手に粉のようなものが付きました。これを「チョーキング現象」といい、紫外線や熱、水分、風等の影響で塗料に含まれている顔料が、外壁の表面にチョークの粉のようになって出てくることを言います。この現象が起こるということは、外壁の防水機能が失ってきているサインでもありますので、これも外壁塗装の一つの目安になります。
また、サイディングには継ぎ目があり、そこをコーキングでうめてあります。コーキングも約10年経つと劣化し、隙間が生じます。その場合はコーキングの打ち替えが必要になってきます。
コンクリートに起こりやすい「白華」

外階段のコンクリート壁部分にヒビ割れが生じ、そこから白華現象が起こっていました。
白華現象(エフロレッセンス)とは、コンクリートに起こりやすい現象で、コンクリート内部の水に溶けだした物質が、水とともに表面に移動し、大気中の二酸化炭素と結合して表面に白い粉として現れる現象をいいます。残念ながら、現在この現象を完全に防止する方法は無いと言われているそうです。薄い白華の場合は、ナイロンブラシで軽くこすって落とします。比較的濃い白華の場合は、ナイロンブラシで軽くこすって落とした後散水し、水を十分に吸収させます。そして白華除去剤を規定の量に希釈し、酸洗いを行い、充分に水で洗い流します。
記事内に記載されている金額は2018年08月10日時点での費用となります。
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