
吹田市の4階建てマンションで行っている階段室の塗装工事。 今日は壁の塗装にかかりました。
ホテルやタワーマンションの様な内廊下ではなく、一部や片側が外部に面した階段室を「準外部」と呼んでいます。
外壁に比べて雨掛かりが少なく、紫外線も当たりにくいことから塗装の劣化は比較的少ない部分です。
劣化が少ないので、塗装の目的は主に美観の向上と言うことになりますので、使う塗料も通常は下塗りなしで仕上げられる準外部用の塗料を用いてコストを抑えたりしています。
今回は、過去の地震によって発生した亀裂がほぼ全体に及んでいたので、補修方法を検討した結果、外壁と同じ下塗り材を使用して亀裂の補修跡が目立たないようにしています。。

亀裂の補修跡。 すでにコーキングで補修されていた亀裂は「ミミズ腫れ」のようになっていました。

微弾性フィラーと言う下塗り材を使用しました。
この塗料は専用のローラーを使うことで、小さな亀裂を補修する「フィラー」の役目をしながら、上塗り塗料と既存塗膜の密着を良くする「シーラー」の役目も果たしてくれる、すぐれた塗料です。
写真の「砂骨ローラー(マスチックローラー)」を使うことで、「なみがた模様」という凹凸模様を付けることができます。
模様を全体に付けることで亀裂の補修跡を目立たなくしているんですね。

塗装はまず端部などを刷毛で塗ってから広いところをローラーで塗ります。 順序が逆になると、刷毛で塗ったところだけ目立ちやすくなるんです。

上塗り塗料の1回目を終えて、2回目の上塗りを始めたところです。
記事内に記載されている金額は2017年07月22日時点での費用となります。
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