台風へ備えてまいりました。

台風21号、24号、そして次は25号が接近しているそうです。ですので尼崎市で現在屋根の工事を行っている現場のメッシュシートを巻き付けてきました。こちらの足場は、強度がしっかりしていますので、下まですべて巻き付けず、だいたい半分までとしました。
今日のお昼丁度に巻き付けにいったのですが、既に上の方は風がきつく、巻き付けるのがとても怖かったです。台風で一番風の影響を受けるのは進行方向の右側らしく、今回まさにそうなので、とても心配です。

そんな中、現在屋根の工事を急ピッチで進めております。
今回はカラーベストの「カバー工法」という工法で工事を行っております。カバー工法とは、既存の屋根の上に、新たに屋根を載せる工法になります。
カバー工法は、屋根葺き替えに比べて、、、
・今の屋根の上に新しい屋根を載せるため、基本的に「廃材」がでない。
・廃材が出ないので、廃材処分費が抑えられる。
・工期が短いので、急ぎの場合でも行える。
・二重の構造になるので、遮音性を向上させられる。
などメリットがあります。反対にデメリットとしては、、、
・二重屋根になるので、屋根の重量が増えてしまい、耐震性が悪くなる。
・既存の屋根が瓦の場合、葺き替えてしまう方がいいケースがほとんどである。
・屋根が劣化しすぎていると、内部の補修が必要になるため結果的に施工できない場合がある。
などがあります。
どちらがいいかは、無料で調査、ご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。
そもそも、カラーベストって??


今回使用する屋根材は、「COLOR BEST コロニアルクァッド」という材料です。
そもそも、カラーベストとは、セメント・珪砂を原料として、繊維で補強したものを言います。
昔は、繊維に石綿(アスベスト)が使用されていました。現在は石綿に代わる補強用の超微粉末材により、強い粘りと耐久性が認められています。
カラーベストは色が豊富で、比較的容易に施工することができるので、よく使用される屋根材になります。

カラーベストは、W910×H414、厚み5.2mmのサイズになります。
一枚一枚釘でひたすらに止めていきます。軒先から棟に向かって下から上へと貼っていき、だいたい釘が隠れるところまで上に重ねていきます。
釘で止めてしまうと穴があいて雨水が入ってしまうのでは?と思う方もおられると思います。ですが心配はいらないんです。
カラーベストの下に敷いてあるルーフィング(防水材料)に釘を打つと、釘の周りに粘着することによって水の侵入を防ぎます。ですのでルーフィングは重要になります。
記事内に記載されている金額は2018年10月05日時点での費用となります。
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