
最近は過ごしやすい天気になりましたね。おかげで作業もはかどります。
そんな中、豊中市にて雨漏りがするので見に来てほしいとご依頼を頂きましたので、現場調査に伺いました。
外観がシャープに見える陸屋根。

2階の天井から雨漏りがすると伺いましたので、屋根へ上がらせていただきました。
こういった形の屋根を「陸屋根」(りくやね、ろくやね)と言います。
陸屋根は家の外観をシャープにかっこよく見せることができるのですが、ごみが溜まりやすく、ドレン(雨水、雑排水や汚水などを排水するための管や溝)に詰まってしまい雨漏れの原因になってしまうことがあります。


陸屋根から続いている壁が割れてしまっている部分やクラック(ひび割れ、亀裂)が多々見受けられました。
おそらくここから雨水が侵入しているのではないかと思います。
雨漏れの厄介なところは「ここだ!」と100%断言できないところです。
確率の高い所から順に可能性をつぶしていくのが現状になります。
継ぎ目にクラックが見受けられました。

こちらのお宅の外壁は「ジョリパット仕上げ」と言います。
ジョリパットとはアクリル系壁仕上げ材のことで、内装用にも外装用にも幅広く使われ、耐久性に優れているだけでなく、防火性・防藻性・防カビにも強い砂壁状の塗装剤であり、粘りがあるのが特徴です。水で薄めて吹き付け仕上げに用いたり、ローラーやコテで仕上げたり、扱い方の自由度が高いと言われています。
外壁のちょうど継ぎ目部分にクラックが多く発生していました。
おそらく地震による影響だと思われます。
地震による揺れは継ぎ目部分や角に力がよくはたらいてしまいます。

また、サッシ廻りにもクラックがよく発生してしまいます。
地震の揺れによってサッシ枠が歪んでしまい、それに外壁が引っ張られてしまいクラックが発生してしまいます。
クラックにはコーキングで埋めてしまってから塗装を施します。ただ、クラックの幅が0.5㍉を超えますと、「Vカット」または「Uカット」を行います。クラックに沿ってVまたはUに溝を掘ることを言います。そうすることによってコーキングを奥まで行き届かせしっかり隙間を埋めてしまいます。
記事内に記載されている金額は2018年10月26日時点での費用となります。
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