外壁のクラックは大きさや種類によって工法を変える。


豊中市で北大阪地震による被害の調査に伺っています。外壁に大小合わせて20か所くらいのクラックが発生しています。
建物は築30年になる木造2階建てです。2階部分のベランダを広くとっているので屋根の点検もしやすい建物です。
窓廻りや角柱部分のクラックが目立ちます。家の傾きはほとんどないように見えますが、これから詳細な点検を行っていきます。
点検内容は外壁、屋根、基礎、内装、床下、天井裏と多岐にわたりますので1日かかりそうです。こちらの建物の場合は周りが割と広いので調査もやりやすい現場です。
外壁のクラックの点検はクラックの幅、深さ、長さ、浮き部分の有無を計測し補修方法を決定していきます。
クラックの調査は外からの目視が主な方法になりますが、確認の為床下からの点検で柱や土台部分の損傷が無いかも見ておく必要が有ります。
大きなクラックはUカットが必要です。


木造住宅の外壁は下地にラス網を貼り、モルタルの2回塗りで仕上げている場合が多いです。地震で被害を受けるのはほとんどが上塗りのモルタル部分のみが破損しているケースが多く見られます。
クラックの幅や深さによって補修方法も変わり小さなヘアクラックは0.5mm以下、0.5mm以上の場合は大きなクラックに分類されUカットなどが必要になって来ます。
低汚染性の塗料を使用。


豊中市の地震による外壁被害で大きくクラックが入っていた外壁の修理も完了し、クラックの跡もほとんどわからなくなりました。
お客様のご要望で外壁の色は白にしてほしいという事で真っ白な家に仕上がりお客様も満足して頂きました。
最近の塗料は低汚染性を前面に出しているものも多く出ているので、白は汚れやすいという概念は必要ないかもしれません。
記事内に記載されている金額は2019年01月07日時点での費用となります。
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