
壁と壁との境のシーリングは少々旧シーリングの状態がよくても必ず撤去します。この部分の増し打ち(旧シーリングの上から新しいシーリングを乗せて打つ)は厳禁です。シーリングはある一定の厚み、幅を必要としますので、1~3㎜程度の厚みでは何の効果もなく、脆弱なものになってしまいます。
旧シーリングを撤去後プライマーを塗ってから新しいシーリングを打っていきます

この場合コの字の凹みに新しいシーリングを打っていくわけですが、正面奥がどんな状態かが重要です。ビニールのようなものが張ってあったり、スポンジのようなものがあったりすれば良いのですが、正面奥にゆくゆくシーリングがくっついてしまっては施工不良となります。上の画像では青いのがビニール部分です。シーリングをくっつけさせるのはあくまで両サイドの壁の厚み部分であり、正面奥までくっつくと3点に密着し、家が揺れたら簡単に切れます。亀裂が入るのです。シーリング工事は厚みと密着具合が特に重要となります。

窓廻り等の入角はその状態によっては増し打ちでも可能です。ですが極力入角部分の旧シーリングもせめてVカットぐらいの撤去はしたいものです。なるべく厚みがあったほうがいいですからね。

壁つたいにある雨といがシーリングの上に隠す様にあると打ち替えが困難です。こういう時は外したりずらしたりして、作業しやすい状態にします。
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