外壁の様子

外壁は年数を重ねていくと塗装膜が劣化しますが、その劣化の仕方を測るのに簡単な方法が「手で擦って見る」ことです。粉の吹き具合で手にベッタリ付くのは劣化が進んでいます。もっと進むと最終的に粉自体無くなり手に付きません。(末期です)こちらのお家の外壁はまだまだ酷い状態ではありませんが、逆にこのくらいの時期が塗り替えするのに丁度いいと思います。なんでも酷くなってからより早期にメンテナンスしたほうが長持ちします。

北側外壁の様子です。藻がどうしても付いてしまいますね。高圧洗浄でしっかり藻を取りましょう。
他にも気になる汚れが・・・

外壁に植物の蔓が付いた後です。強引に高圧洗浄ですべて取ってしまおうとすると、ついつい水圧をかけすぎてしまい壁を凹ませてしまう時があるので、この下地処理は慎重にやります。

かなり藻が付いていますが、やはり北側の戸箱です。
シーリングの劣化状況です

紫外線が強く当たり、熱の影響もあり平均南のシーリングは他より劣化が早いですね。

これは北側のシーリングです。南よりずっと綺麗ですが、問題はそこではなく、シーリングの廻りにボヤっとにじみ出ている感じがわかるでしょうか?これはシーリングから出てくる「可塑剤」というものです。そうなると、今回塗り替え工事をした時に当然新しくシーリングを打ち直すのですが、またこの可塑剤がにじみ出てくるのか?と考えてしまいますよね。大丈夫です。可塑剤が出にくいシーリング材を使ったり、シーリングを打った後可塑剤を外壁に移行しないようにするプライマーという塗料を塗ればいいのです。
軒天井(上裏)の様子です

軒天上にシミがあり、藻や黴が見られます。何らかの形で雨漏りが考えられるので、工事に入ったらしっかりと調査し漏れを止めなければなりません。
記事内に記載されている金額は2018年01月27日時点での費用となります。
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