今回は前回に引き続いて下屋屋根の葺替え工事を報告します。




昨日も説明しましたけれども、通常の板金撤去は屋根上部から行います。大きな面積の場合は始末の行いやすい所を判断して途中から撤去する場合のありますが、今回は棟から撤去を初めています。屋根に打ち付けている釘を専用の大きな釘抜きで作業を始めます。一枚一枚剥がします。


既存屋根は外壁に100mm~150mm位立ち上がっています。屋根面より立上りの部分は外壁を剥がさなけれはなりません。窓もあり関係する部分の外壁を撤去しています。修復も考えて撤去を行います。




屋根板金の撤去後、新設の防水ルーフィングを敷き詰め、板金を吹き始めました。下から葺き始めました。写真は雪止めアングル受け金具を取付けています。下から一枚づつ丁寧に仕上ます。


豪雪地域では必需の雪止め金具(亜鉛メッキ品:通称ドブ漬け)を取付けます。今回は屋根面がGL(ガルバリューム)鋼板を使用しているので、同鉄材の鉄製ドブメッキ品のアングル受け金具(雪止め金具)を使用します。この金具で雪を受け止めます。そして雪下ろし時には、人間の安全を預るとても重要な部材です。屋根垂木にしっかりと釘打ちで取り付けました。足場を撤去した後にアングルを取り付けます。




屋根を葺き終えました。切妻の屋根を2日間架けて葺き終えました。リフォームでの屋根板金葺替え工事は、①取合い外壁の撤去(下屋屋根時)②既存屋根材の撤去③新規のアスファルトルーフィング敷き④新規板金葺き というように新築ではかからない手間ひまがかかってしまうのです。それを全て事前に見込んで工事に取り掛かり予定通りに仕上て行きます。
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記事内に記載されている金額は2017年11月07日時点での費用となります。
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