

前回に続いて、本屋屋根の板金葺替工事について報告します。前回はアスファルトルーフィングを敷き詰めた状態でした、写真は具体的に屋根葺き作業を進めて全体の2/3位まで葺き終えて、上部に荷揚げされている屋根材料を3人で持ち上げようとしているところです。長さも長いので3人で声を合わせて持ち上げます。そして下方から上方に向かって施工を進めます。


3にんで声を合わせて設置した屋根材料を3人で同時に釘打ちし設置して行きます。屋根勾配がキツイので絶対に間違いがない様に全員で呼吸を合わせ、足元に注意しながら作業を進めていきます。



一番最終に近づいてきました、前の写真で荷揚げ材料は、3~4枚となりました。仮の足場用フックにて残り材料を移動して最上部の撤去にかかるところです。
雪国特有の構造で最上部が雪割りと呼ばれる尖った屋根部分の既存板金を撤去していきます。この部分は自然落雪屋根につける場合があるのですが、切妻屋根の頂上にて雪の降り積もるときから左右に雪を分けるのが目的です。それをする事により、峠の雪が分かれやすいので雪のスベリ(落雪)を早くすることができす。屋根に沢山の雪が降り積もってからスベリ落ちるのと少ない状態からサラサラと落ちてゆくのでは屋根板金材に与えるダメージはかなり違うのです。意匠とコストの関係で全てのお家で付ける訳ではありませんけれども雪を自然に落す屋根構造の住宅には有効な構造です。


屋根の最下部には、垂木で足場を作っています。これは作業者の安全の為と板金の切れ端、釘などの落下物を防止するのが目的です。今回の現場では、高床住宅の自然落雪屋根ですので勾配(5寸)もきつく、最高の高さが10Mを越えていると思われます。小さな道具でも落下してしまいますと足場に跳ねたりして外壁、ガラス等に損傷を与えてしまう場合もあります。その様にならぬよう最善の注意を払います。
記事内に記載されている金額は2017年11月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。