前回に引き続いて住宅車庫の隙間フサギについて報告します。基本的に耐久性を考慮して屋根板金材料にて仕上げて行きます。

基本的に加工を済ませた板金材料を今回の作業部分にて寸法取りを行っています。

屋根上にて寸法を取った後、余分な部分を切断しています。そして折曲げ加工を行う下準備を行います。

この写真は、エキセン(板金折り曲げ機)にて先程の部材を加工しています。古くから使用している機械です。今回は加工場から現場にて持ち込みました。

この折り曲げ機(エキセン)で加工すると折り曲げ部が綺麗に折り曲げられます。今回は細かい部分の折曲げが必要と踏んで現場持込みをしました。

ここで折り曲げ機の折り曲げ威力をお見せします。先程の不要になったトタン板金です。この写真はエキセンに挟んだ状態です。ここから折り曲げていきます。

右のレバーにて上段の歯を押し下げます。この機械は下歯が凹んでいて上歯が凸に歯が付いています。上下歯で挟み込んで90度以上に一発で折り曲げるのです。このように板金材料の折り曲げ部はいずれかの器具を使用して加工しています。

このように板金材料の折り曲げ部は今回のような手動にしろ動力を使用するかは別として、いずれかの器具を使用して板金の加工しているのです。やはり道具を使うことで綺麗に早く加工が出来るのです。

この写真は折り曲げ材料を横にして見ています。このようにこの機械では90度よりも鋭角に加工できています。ここから先は手加工で職人の技量を発揮して造りたい部材を形にして行くのです。

この写真は先程の板金加工材料を垂木を利用して折り曲げ部を潰している状況です。通常板金は切りっ放しにはせず、少し折り曲げて潰しています。これをあざ折りと呼びますが、板金切断面を手などがふれて怪我などしないようにする事と、合せて板金強度を上げるための大切な加工です。このような細かな作業を重ねて部材を造っているのです。
記事内に記載されている金額は2018年03月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。