屋根塗装前の補修
スレート屋根の塗装前に屋根の棟板金(棟包み)の不具合を直します
棟板金(棟包み)とはスレート(コロニアル)屋根や金属屋根の頂部他、面と面が山になって交わる場所を保護するものです。
どうしても、雨風にさらされやすく、経年で劣化も起きてきます。
この場所のよくある不具合は、棟板金を抑えている釘が、浮いてきてしまうことです。
そのままほっておきますと、板金自体も浮いてきて、強風時に板金が飛ばされてしまいます。
これは、先ほどの経年劣化でおきてきます。
しかし、築年数がそれほど経っていない新しい建物でも、釘の浮きは見られる現象です。(残念ながら施工不良の部類になります)
こちらの屋根の不具合は、この釘の浮きが多所で見つかりました。
又、棟板金の継ぎ目が多く、その接合部に隙間が出来ていました。
棟板金の内部には、屋根を抑えるために、芯として木材が設置してあります。
劣化が進むと雨水がその木材を腐食させてしまい、棟板金交換をしなければなりません。
幸いこちらのお宅は、釘をスクリューネジに変えその上から、コーキング剤で接着しておく処理で大丈夫でした。
棟板金接合部の隙間もコーキング剤で塞いでその後、塗装いたします。
棟板金=棟包み の釘と隙間をコーキング(黒い部分)



スレート屋根下塗り
スレート屋根下塗りです
外壁の塗装に比べて、屋根の塗装は、太陽光、風雨、の影響が大きいため、塗料は、外壁用の物より長い耐久性を持つ又、断熱効果のあるものをお勧めします。
こちらのお宅には、断熱効果のある下塗り塗料 アステック社のダンネツフィラーを使いました。
仕上げの中塗り上塗り用塗料は、同じくアステック社の無機ハイブリッドコートIRを使います。



家の塗装工事は、トータルでお考えを!
今日は、屋根の棟板金の不具合についてと塗料について少し書きましたが、
お客様の今お困りになっていることは何でしょうか?
外壁の劣化
外壁の継ぎ目の劣化
スレート屋根他の屋根の劣化、
棟板金などの不具合、
防水の劣化 他
今のご予算が大事ですが、数年以内にまた、足場代含めての費用が掛からないように、トータルでよくお考えになってください。(良い業者にご相談ください!)
出来れば、次のメンテナンス時期を外壁、屋根で同じにすると(塗料の種類を考慮して耐久年数を揃える)経済的になります。
記事内に記載されている金額は2018年04月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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