今年の台風時に屋根から、トタンの板金がぶら下がってしまってお困りになり、ご連絡を頂いたお宅です。
その際、すぐに伺い拝見すると、通常のスレート屋根に必要な基本部分は壊れていなかったため、安心した半面、何のための板金がぶら下がっていたのか疑問でした。
こちらのお宅は、建物が通常の2階建てより高いうえに、屋根勾配が急で長い梯子を持って伺ったのですが、屋根の上には、上がれませんでした。
建てられて、約25年経つので屋根塗装と外壁塗装をなさりたいとの事で工事を承り、屋根の上は、足場設置してからの今日、状況確認となりました。

屋根の水切り板金不具合場所を屋根の上から見ることが出来ました。
すると、水切り用の板金は、まだしっかりついているのですが、肝心のスレート瓦の寸方が不ぞろいで、隙間が空いていました。
本来は、水切り板金と瓦は重なり部分がきちんとあったうえでその板金が瓦をくるんでいなければいけない構造の場所です。
その為、それらの隙間を埋めるためにもう一枚上から板金を渡し取り付けてあったようです。
そしてこの通常ない板金の止めている釘が経年劣化で緩み、浮き、はずれていて
あの大型台風時に板金がぶらぶら状態になったと思われます。
何のための板金がはずれたのか?という疑問は解消されましたが、この隙間はやはりこのままにしておけませんので、補修を考えないといけません。
お客様にご説明し、補修方法を決定します。

反対角度からの水切り板金の上にもうひとつ板金が設置されていた場所

端のスレート瓦を横から撮影です
水切り板金は、もう少しスレート瓦を包んでいてほしかったのです。

屋根に上がるとスレート瓦には、びっしりとコケ、カビが発生していました。
高圧洗浄時間はだいぶ長くなりそうです。
お客様のために、最善を尽くしたいと思います。
記事内に記載されている金額は2018年11月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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