蓮田市で、外壁の不良箇所を見つけられ、家全体の点検に伺ったところ、セメント系の洋瓦屋根の一番上にあたる大棟がずれていました。
一番ずれている瓦を一旦取り、中を拝見すると、下地がだいぶ傷んでいることがわかりました。
お客様とお話しし、外壁の塗装とともに屋根の大棟の補修工事を置け賜りました。
セメント系瓦の大棟補修工事

棟瓦を止めている下地材の状況です。この場合、瓦止めに使用した釘より雨水が侵入し腐ったことが原因で瓦がずれてました。

瓦の下地材が傷んでいる為交換が必要ですが、今回は応急措置で対応することにしました。

瓦を止めていた釘が錆びて使えなくなった為、専用ビスで取り付けます。

棟瓦の下地材調整後、棟瓦全ての止め釘を専用ビスに止め直し補修しました。

新しい釘を取り付けた後、釘の頭を変性シリコンを使い接着補強しました。

寄棟の場合三つ又に使用する瓦の繋ぎに隙間があることがあります。
屋根に上がらないと発見も出来ないため、今回の点検の様に外壁点検の際できるだけ屋根に上がる点検も行う事をお勧めします。
セメント系瓦、は、現在一番普及しているスレート瓦よりしっかり出来ていますが、窯業系瓦(日本瓦)と違い、表面の塗膜が劣化してくると雨水により傷みが進む塗り替えが必要な屋根材です。
酷くなる前の点検・補修(定期的な塗り替え)をお勧めします
記事内に記載されている金額は2019年06月28日時点での費用となります。
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