塗装工事を行う際には高圧洗浄は必須です。
塗装する面に付着した汚れや劣化した塗膜を洗い流すのですが、この工事工程をおこなわないと塗膜が浮いたり剥がれたりと付着性が悪くなり、塗装工事の耐久性を落としてしまう事になりますので、丁寧に作業していきます。
塗装工事の際に、古くなってフレームだけになった庇を撤去します。スチール製のフレームにシートが張ってあるタイプの庇でしたが、シート自体は劣化していて無くなっていてフレームも外れそうになっていました。
ビスで固定していましたがフレームの重みでビスが抜けてしまい外壁に穴が開いている状況でしたので、この部分からも雨水の浸入が考えられます。
フレームを撤去した後のビス穴はコーキングで穴埋めしていきます。ネジ山によって回りのＡＬＣも抉り取る様に抜けていましたので、大きめの穴が開いていました。雨水が入り込まない様に埋めてから塗装していきます。
ＡＬＣは板状の外壁材で、繋ぎの部分にはコーキングが打ってあり雨水の浸入を防いでいます。ＡＬＣ自体は撥水性を保持しないと水によって劣化が進行してしまいますので、目地部分のコーキングも劣化している状況ですと雨の影響を受けてしまい、雨漏りに繋がります。その為、ＡＬＣの外壁では目地部分のコーキングは必須となります。
目地のシール作業が完了しましたので、このあと外壁の塗装工事をおこなっていきます。コーキングは目地部分以外にもサッシ回りなども行いましたので、雨水が入り込まない様になったと思います。工事後に散水チェックをおこなって雨水の浸入が止まった事も確認していきます。
今回の工事はなるべく費用を抑えるために不具合が起きている部分のみの工事をおこなっております。建物の被害状況やお客様のご要望を伺ったうえで一番良いご提案をさせていただきますので、建物の事でお困りのことがございましたら街の外壁塗装やさんへお気軽にご相談ください(^O^)／
記事内に記載されている金額は2024年06月20日時点での費用となります。
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