今回のお問い合わせのきっかけは、ベランダ周りの腐食に気づかれたことでした。
お話を伺うと、お客様ご自身で定期的にメンテナンスをされていたものの、支柱の根元付近に傷みが見られ、「このまま使い続けて大丈夫だろうか」と心配になったそうです。
鉄部は表面の塗膜が切れたところから一気にサビが広がり、気づいた時には内部まで弱っているケースもあります。
そこで現状を点検し、必要な範囲だけを確実に補強する方針で、溶接工事をご提案し、施工する運びとなりました。
瓦棒屋根の上に鉄製ベランダが設置されており、骨組み自体は形を保っている一方で、支柱まわりに経年の負担がかかっていました。
屋外の鉄部は雨風にさらされるため、立ち上がりや接合部のような水が残りやすい箇所から劣化します。
今回はまず、ベランダの安定性に直結する支柱とその根元の状態を重点的に確認しました。
支柱の根元では、塗膜の下から腐食が進み、表面が膨れている状態でした。
こうした症状は、錆(サビ)が内部で進行し、塗膜を押し上げることで起こり、強度が落ちているサインです。
特に荷重が集中する支点部分は、わずかな断面欠損でも、揺れや傾きにつながるため注意が必要です。
放置すれば、使用時の不安が大きくなるだけでなく、倒壊リスクも高まります。
支柱の幅を計測し、既存部材に合わせた補強方法を検討しました。
補強は既存の支柱・プレート・屋根面との取り合いに無理が出ない寸法で計画する必要があります。
寸法を把握しておくことで、角鋼材50mmのように適切な材料選定がしやすくなり、仕上がりも自然にまとまります。
必要最小限の工事で安全性を確保するための、大切な下準備となりました。
腐食が進んだ部位は、健全な部分を残すように切断していきます。
中途半端にサビを残すと、溶接しても根本の強度が確保できず、再劣化の原因になりかねません。
作業時は周囲の状態を見ながら、荷重バランスを崩さないように進めるのが職人の工夫です。
ベランダは生活に関わる設備だからこそ、施工中も安定を保つ段取りを徹底しました。
切断後は、選定した角鋼材50mmを用いて支柱の補強を行います。
既存支柱と新規部材の取り合いがズレると、荷重の流れが偏って再び負担が集中するため、位置と通りを丁寧に合わせました。
ここが整うと、見た目の仕上がりだけでなく、支柱としての安定感にもつながります。
接合はアーク溶接で行い、強度が出るように溶け込みを確保しながら進めました。
溶接は高温で金属を溶かして一体化させるため、接合線が安定しているかどうかが耐久性を左右します。
固定具を用いて部材の動きを抑え、狙った位置を維持したまま溶接できるように段取りしたのもポイントです。
火花や熱の管理を含め、安全に配慮した手順で作業を進めています。
溶接後は接合部の状態を確認し、補強として成立しているかを点検しました。
支柱の根元は応力が集まるため、仕上げの整え方ひとつで長持ちの度合いが変わってきます。
施工が完了すると、ぐらつきの不安が軽くなり、ベランダを使う際の心理的な負担も減っていきます。
今回は支柱3ヶ所の補強を1日で完了し、日常利用に支障が出にくい工程でまとめました。
今回は千葉市中央区矢作町で、腐食が進んだベランダ支柱に対して溶接補強を実施しました。
支柱の根元は劣化に気づきにくい一方、ベランダの安全性を支える重要ポイントなので、早めの対処が安心につながります。
お客様は今後の塗装をセルフメンテナンスで進めるご予定で、必要な部分だけを確実に補強できたことで、無理のない維持管理の形になりました。
街の外壁塗装やさんでは外装全体のリフォーム・修理を承っておりますので、ベランダや鉄部の腐食が気になったらお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2026年05月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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