窯業系サイディングは耐久性や耐火性などが高く、軽量なために現在の日本の住宅では主流と呼べるほど普及した外壁材です。ただ、外壁を見てみると大小さまざまなひび割れが確認でき、「このまま放置していて大丈夫なの?」とご不安になられることもあるでしょう。
実はサイディングではあらゆる要因でひび割れが発生し、その程度や原因に合った補修・メンテナンスを行うことが求められているのです。
本記事で窯業系サイディングのひび割れ原因やメンテナンスの費用相場をご紹介いたしますので、工事にお悩みの方はぜひご覧いただき無料点検などをご活用ください(^▽^)/
外壁のひび割れの種類と原因
外壁のひび割れは、主に「ヘアクラック」と「構造クラック」の2種類に分類されます。
ヘアクラック
ヘアクラックは細かいひび割れで、窯業系サイディングやモルタルといった外壁材へ、経年劣化や紫外線、温度変化によって生じることが多いです。髪の毛のように細いひび割れなのでヘアクラックなんですね(*^^)v
これらは通常、建物の構造に大きな影響を及ぼすことはありません。
メンテナンスの緊急性は低いですが、放置していると後述する構造クラックの原因となりますので、補修が必要なサインとして対処する必要があります。
構造クラック
一方、構造クラックは0.3㎜を超えるひび割れにおいて、特に構造部へ深刻なダメージや影響を及ぼすものを指します。
これらは建物の耐久性に直接影響を与える可能性があるため、早急な対策が必要です(-_-;
特に現在の外壁材の主流である窯業系サイディングでは、温度変化による膨張・収縮や地盤の変動がひび割れの主な原因となっています。
また、外壁表面の塗膜が劣化することで、外壁材へ雨水が浸透しやすくなったり紫外線によるダメージが入りやすくなると耐久性が低くなり、それによってクラックが発生するようになります。
ひび割れの発生は経年劣化や地震など様々な要因で引き起こされますが、メンテナンスが必要なサインとして対応するようにしましょう(^▽^)/
では、肝心なサイディングのひび割れへの補修・メンテナンス方法について見ていきたいと思います。
これらは建物の耐久性に直接影響を与える可能性があるため、早急な対策が必要です(-_-;
特に現在の外壁材の主流である窯業系サイディングでは、温度変化による膨張・収縮や地盤の変動がひび割れの主な原因となっています。
また、外壁表面の塗膜が劣化することで、外壁材へ雨水が浸透しやすくなったり紫外線によるダメージが入りやすくなると耐久性が低くなり、それによってクラックが発生するようになります。
ひび割れの発生は経年劣化や地震など様々な要因で引き起こされますが、メンテナンスが必要なサインとして対応するようにしましょう(^▽^)/
では、肝心なサイディングのひび割れへの補修・メンテナンス方法について見ていきたいと思います。
サイディングのひび割れの補修方法
サイディングのひび割れ補修は、その種類や程度に応じて異なる方法が用いられます。
ヘアクラックへの補修
軽度のひび割れであるヘアクラックの場合、塗膜の再塗装が一般的な対策です!これは単純にひび割れ部分を塗料で埋めて目立たなくさせる外見上だけの補修ではなく、外壁全体の塗膜による保護を再構築する役割も果たしますので、できれば劣化が目立つようになる前に定期的なメンテナンスとして外壁塗装を検討していただくのが理想です(*^^)v
構造クラックの対処はどうすればいい?
一方、構造クラックの場合は、より専門的な補修が必要です。
具体的には、ひび割れ部分が深かったり幅が広かったりするため、シーリング材や樹脂材で埋めてから塗装を行うことが必要です。
また、あえてクラック部分を削ることで充填する樹脂の接着面を広げ、より安定した補修を行うカット工法なども状況に応じて行います。
構造クラックから雨水が浸入することで雨漏りの原因になったり、内部の構造へのダメージも考えられますので、放置はなるべくしないようにしてください(*^^)v
サイディング特有のひび割れも注意
窯業系サイディングに特有のひび割れとしては、ビス周辺のひび割れやシーリング材の劣化によるひび割れがあります。窯業系サイディングは釘やビスで外壁にパネルを固定しているため、その部分はクラックが引き起こされやすいです。
サイディングの耐久性が落ちてくるとまず最初にひび割れてくるだろう場所とも言えますので、メンテナンスの目安にしてみてください。また、外壁材の目地には緩衝材として、そして防水目的としてシーリング材が打たれており、こちらも劣化してくるとひび割れが生じます。
外壁材のクラックとは種類が違いますが、塗装時にシーリングの打ち替え工事を合わせて行い、雨漏りの原因となってしまわないよう対策を行うようにしましょう。
メンテナンス費用の相場
サイディング外壁のメンテナンスは、定期的な点検と適切な補修が必要だとご説明いたしましたが、実際のメンテナンスサイクルや費用相場はどれくらいなのでしょうか?一般的に、窯業系サイディングは10年から20年ごとに再塗装が必要とされています。
新築の場合は10年~15年を目安に、一度は外壁塗装を行っている場合には前回の塗装からの年数、使用した塗料の寿命や外壁の状態から総合的に塗装時期を判断します。
また、シーリング材の劣化は、定期的な打ち替えが必要です。
これは、外壁の防水性を維持するために欠かせない作業となります。
費用相場
■外壁塗装:税込690,800円~(ラジカル制御型塗料を使用した場合)
→外壁塗装で組んだ足場は屋根のメンテナンスにも活用できるため、屋根塗装とセットで工事を進めることがおすすめです(^▽^)/
私たち街の外壁塗装やさんは屋根塗装にも対応しておりますので、どちらも一括管理でスムーズにご提案・工事を進めることが可能です(*^^)v
→外壁塗装で組んだ足場は屋根のメンテナンスにも活用できるため、屋根塗装とセットで工事を進めることがおすすめです(^▽^)/
私たち街の外壁塗装やさんは屋根塗装にも対応しておりますので、どちらも一括管理でスムーズにご提案・工事を進めることが可能です(*^^)v
■ひび割れのシーリング補修:1mあたり約500円~900円
■構造クラックのカット工法による補修(Vカット・Uカット):1mあたり約1,500~2,000円
では、実際に街の外壁塗装やさんにメンテナンスが必要かどうかを調査した場合、どのような流れの調査や工事のご提案になるのかを、葛飾区にて行わせていただいた無料点検の事例と共に確認してみましょう!
チョーキングが発生しているサイディング外壁の現地調査
葛飾区東金町にお住まいのお客様より「外壁のメンテナンスを検討している」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。
メンテナンスを検討するきっかけになったのはチョーキングの発生との事でした。外壁の塗装の状態をチェックする方法には、色褪せや劣化した塗膜、浮きや反りなどの症状を確認することが重要です。
定期的な点検や外壁を掃除する際に注意して確認することで、塗装の状態を把握することができます。
サイディング外壁の塗装が劣化する主な理由は、外部要因や経年劣化によるものが挙げられます。まず、外部要因としては、紫外線や雨水、風などの気候条件が挙げられます。これらの要因によって、塗膜が劣化し、色褪せてしまいます。また、外壁に付着する汚れや微生物なども塗装の劣化を促進する要因となります。
サイディングのサッシ廻りにひび割れが発生していました。サッシ廻りにひび割れが発生する原因は、サイディングボードの端の部分がひび割れや変形しやすいことが挙げられます。
この部分は外部要因や施工時の不備によって負荷がかかりやすく、それがひび割れの原因となります。
外壁塗装工事のご提案を致しました
調査完了後、お客様へ調査の内容をご説明し、外壁塗装工事のご提案を致しました。私たち街の外壁塗装やさんは点検~お見積り作成まで無料にて実施させていただきます。
外壁塗装工事の費用につきましては総二階・25坪までですと税込657,800円~承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年08月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。