金属屋根は、軽量で耐久性に優れ、さまざまな住宅に採用されています。
その中でも「瓦棒屋根」は、トタンやガルバリウム鋼板などを使用した代表的な工法の一つです。
本記事では、屋根塗装において重要な金属屋根や瓦棒屋根の特徴やリフォームの方法、それぞれの注意点について解説します！(^^)/
金属屋根とは、
薄い金属板を使用した屋根材の総称で、
ガルバリウム鋼板や
アルミニウム、
銅板などが使用されます。これらの金属素材は、軽量でありながら耐久性が高く、風や雨に強いため、スレートや瓦屋根と比べても優れた性能を発揮します！
特にガルバリウム鋼板は、錆びに強い亜鉛とアルミニウムを主成分とする合金で、腐食しにくい特徴を持っています。このため、多くの住宅リフォームや葺き替え工事において使用されており、メンテナンスや修理の依頼も多い素材です♪
瓦棒屋根は、金属屋根の一種で、主に住宅や商業施設に使用される工法です。
この工法は、鋼板を軒先から棟まで縦に連結し、細い「瓦棒」と呼ばれる部材で固定する構造が特徴です。瓦棒屋根は勾配が緩やかな屋根にも対応でき、雨水の排水が良く、断熱性能も向上しやすいという利点があります。
瓦棒屋根の金属にはガルバリウム鋼板がよく使われ、耐久性が非常に高いのが特徴です。
しかし、表面の塗装が劣化すると金属部分が腐食し始めて屋根全体の寿命が短くなるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です(>_<)
瓦棒葺き屋根は、ガルバリウム鋼板などの金属素材を使用した屋根で、軽量で耐久性が高いことから、住宅や商業施設に広く採用されています。
しかし、長年にわたって雨風にさらされると、表面の塗膜が劣化し、錆びや腐食が進行する可能性があります。
これを防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
瓦棒葺き屋根のメンテナンス方法として、「屋根塗装工事」「屋根カバー工事」「屋根葺き替え工事」の3つの方法があります。それぞれの特徴を解説します！(^^)/
「
屋根塗装工事」は、瓦棒葺き屋根に最も手軽で費用対効果が高いメンテナンス方法です。塗装が劣化すると、屋根材が錆びや腐食の原因となり、雨漏りのリスクが高まります。そのため、定期的な塗装が必要です。
コストが抑えられる：葺き替えやカバー工事と比べて、施工費用が安く済みます。
短期間で施工可能：一般的に1週間程度で完了するため、建物の使用に大きな支障が出ません。
外観を美しく保てる：塗装することで、屋根の美観を保つことができ、新たな錆びの発生を防ぎます。
定期的なメンテナンスが必要：10年程度のスパンで再塗装が必要になることが多く、放置すると劣化が進みます。
塗装のみで問題が解決できない場合も：錆びや腐食が進行しすぎている場合は、塗装だけでは不十分なケースもあります。
「
屋根カバー工法」は、
既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。特に瓦棒葺き屋根においては、新しいガルバリウム鋼板を重ねて設置することが一般的です。
断熱効果の向上：新しい屋根材を重ねるため、断熱性が高まり、建物内部の温度環境が改善されます。
工期が短い：既存の屋根を撤去しないため、比較的短期間で施工が完了します。
屋根の寿命が延びる：新しい屋根材を重ねることで、屋根全体の耐久性が大幅に向上し、長期間にわたって安心して使用できます。
重量の増加：屋根材を重ねるため、建物にかかる重量が増えることがあります。特に耐震性が重要な地域では、事前の確認が必要です。
適用できない場合もある：すでに腐食や劣化が進んでいる屋根にはカバー工事が不適切な場合があり、その場合は葺き替えが必要です。
屋根カバー工法の費用の相場は80万～150万円ほどです。
「
屋根葺き替え工事」は、
既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する方法です。瓦棒葺き屋根の場合、ガルバリウム鋼板などの新しい金属材に交換することが一般的です。劣化が進行している場合や、耐用年数を迎えた屋根に最適な工事です。
屋根全体をリニューアルできる：古い屋根材を撤去し、新しい屋根材にするため、屋根の耐久性や防水性が完全に回復します。
構造を強化できる：屋根材だけでなく、下地部分の補修も行うため、耐震性や防水性がさらに向上します。
長期間メンテナンス不要：新しい屋根材は耐用年数が長く、葺き替え後は長期間メンテナンスが不要になります。
費用が高額：他のメンテナンス方法と比較して、施工費用が高くなる傾向があります。
工期が長い：既存の屋根を撤去してから新しい屋根を施工するため、工期が長くなる場合があります。
屋根葺き替え工事の費用相場は150万～200万円程度です。
このように、瓦棒葺き屋根のメンテナンスには、状態や予算に応じて「屋根塗装工事」「屋根カバー工事」「屋根葺き替え工事」の3つの方法があります。
屋根の状態が比較的良好であれば塗装工事が適していますが、劣化が進行している場合にはカバー工事や葺き替え工事を検討する必要があります。定期的な点検を行い、適切なタイミングでメンテナンスを依頼することが、建物全体の寿命を延ばすために重要です！
瓦棒屋根や金属屋根の塗装・修理を依頼する際には、信頼できる施工会社を選ぶことが重要です。以下のポイントに注意して会社を選ぶと良いでしょう！
施工会社のウェブサイトやカタログで、これまでの施工事例やお客様の声を確認しましょう。事例が豊富な会社は、さまざまな屋根材や工法に対応できる技術力を持っていますよ！
施工後のアフターサービスや保証内容も確認することが大切です。特に、塗装工事の保証が充実している会社を選ぶと、万が一の不具合にも安心して対応できます。
現場調査を丁寧に行い、屋根の状態や修理・塗装の必要性をきちんと説明してくれる会社を選びましょう。お客様の相談に親身に応じ、最適な提案をしてくれる施工会社が理想的です。
では、街の外壁塗装やさんではどのようのな調査を行うのか…実際に行った調査の様子をご紹介します！(^^♪
にお住いのお客様よりお問い合わせ頂き現地調査にお伺いしてまいりました！
お問い合わせの内容は屋根のメンテナンスを検討しており、まずは状況を確認したいとのことでした！
既存の屋根材は
瓦棒屋根という屋根でトタン屋根という名前の方が聞きなじみのある方もいらっしゃるかもしれません！
素地が金属である以上錆の恐れがあり、定期的な塗装工事は必須となります！
また、
屋根材自体の耐久性はあっても下地の方の劣化も進んでしまいますので30年を目安に大きめなメンテナンスが必要になります！ まずは建物の状況を確認してもらいたいという方いらっしゃいましたら点検見積まで無料で行わせていただいておりますのでお気軽にお問い合わせください(^^)/
たまに屋根の上に壁があるような造りになっているお家を見たことはないでしょうか。
この壁は
パラペットというもので基本的には陸屋根の端部に造られていることが多い部材です！
パラペットがあることで屋根に溜まった雨水が横に流れてしまい外壁を汚してしまうことを防いでくれます。
また、意匠性を高める目的で使用される場合があり、今回の使用用途はまさにその目的に即したものでした。
屋根の三角の部分を隠すことで正面から見た時に箱型の見た目になりますので一風変わった美観になります！
一方でメンテナンスを怠ると雨漏りを引き起こしやすい箇所になりますので定期的なメンテナンスはかかさないようにしましょう！
また、屋根には
天窓も取り付けられておりました！
天窓は光取りの目的で取り付けられ、都内ではお隣りとの隙間が少なく、窓から陽を取り入れることが難しいです。
そのため採光の目的で天窓が取り付けられますが、この部分も経年劣化によって雨漏りを引き起こしてしまいます、、、 屋根のメンテナンスを行う際には併せてメンテナンスを行うようにしましょう！！
今回は
屋根の塗装工事のご提案をさせていただきました。
屋根の塗装工事は税込415,800円から承っております！
屋根材の種類や使用する塗料等によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください！
金属屋根や瓦棒屋根は、軽量で耐久性に優れた屋根材ですが、塗装やメンテナンスを怠ると、錆びや腐食によるダメージが発生しやすくなります。定期的な点検と適切な塗装工事を行うことで、建物全体の寿命を延ばし、快適な住環境を維持することができます。
屋根塗装や葺き替え工事をお考えの際は、ぜひ専門の施工会社に相談し、最適な工法と塗料を選びましょう！
記事内に記載されている金額は2024年09月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
