モニエル瓦は、名前に「瓦」と名が付くものの塗装が必要な屋根材として知られています。それでは、なぜモニエル瓦には塗装メンテナンスが必要なのでしょうか(・・?
この記事では、モニエル瓦の特徴や塗装工事の必要性、塗り替え時に注意したいポイントまで詳しくご紹介いたします。

モニエル瓦の特徴・塗り替えを必要とする理由

モニエル瓦はコンリートを主成分とする乾式コンクリート瓦で、1970年~1980年代に人気を集めた屋根材です。粘土瓦と比較して軽量であり、断熱性やカラーバリエーションの豊富さから人気を集めました。
しかし、モニエル瓦の最大の特徴は瓦でありながら塗装メンテナンスが必要な点です。
モニエル瓦自体は水に弱い素材であり、表面に塗装を施して雨水や湿気から保護する必要があります。
塗装が劣化すると瓦の耐久性が低下し、雨水の吸水・乾燥を繰り返す事でひび割れなどを招きます。
また、モニエル瓦に含有されたカルシウムの流出を招く事で、耐久性の低下を招くリスクにも繋がります(>_<)
現在、新品のモニエル瓦を手に入れる事は非常に難しい状況です。
その為、現在ご使用されているモニエル瓦屋根を長期に使用する為にも、定期的な塗装メンテナンスを行う事が非常に重要となります。
モニエル瓦を塗り替える際の注意点
モニエル瓦の塗り替えメンテナンスを行う際、もっとも注意しなければならないポイントが表面の「スラリー層」の処理です。着色剤で形成されたスラリー層は、モニエル瓦を着色・保護する役割を担っている反面、新規に施された塗料が定着しにくい特性を持っています(>_<)
その為、スラリー層の処理をせずに塗装すると新しい塗料の密着性が低下し、早期に剥がれなどの施工不良を発生させてしまいます。


高圧洗浄をしっかりと行う事で、表面のスラリー層の除去を行っています。
また、別の方法としては「スラリー強化プライマー」を使用する方法もあります。
モニエル瓦の塗装をご依頼される場合、こうした知識を持っている施工業者に対応を依頼する事が大切です。
お見積書や工程表に上記の様な工程の記載があるか否かも、しっかりとチェックしておきましょう。
モニエル瓦の特徴や塗装を必要とする理由まとめ
今回は、モニエル瓦屋根の特徴をはじめ、塗装の重要性・注意点までご紹介させていただきました。モニエル瓦は水に弱い素材であり、定期的な塗装メンテナンスによって屋根材を保護していく必要があります。
また、塗装メンテナンスを行う際は、表面のスラリー層への対応は欠かせません!
施工不良を防止する為にも、こうした知識を持つ経験豊富な施工業者へご依頼されることをおすすめいたします。
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モニエル瓦の施工実績も豊富にございますので、塗装工事をご検討されている方がおられましたらお気軽にご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2025年01月30日時点での費用となります。
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