モルタル外壁は日本の住宅に以前から採用されてきた外壁材で、職人の手作業による左官仕上げによる独自性が特徴です。
意匠性が高く、デザインの自由度もある一方で、経年劣化によりひび割れ(クラック)や塗膜の剥がれが起こりやすく、定期的なメンテナンスが欠かせません。
外壁の劣化が進んだ場合には、状況に応じて「塗装」「カバー工法」「張り替え」といったリフォーム方法が選ばれます(^▽^)/
ここでは、それぞれの工法とおおよその費用相場についてご紹介いたします。

モルタル外壁のリフォーム方法と費用相場
外壁塗装
モルタル外壁のメンテナンスとして最も重要なのが外壁塗装です。
塗膜の劣化によるモルタル壁面の色褪せや防水性の低下が見られる場合に行われます。
外壁塗装を行うことで、美観が向上するだけでなく、防水性や耐久性も回復できます(^▽^)/

ひび割れやすいモルタル外壁に適した塗料としては、弾性系かつ透湿性にも優れたピュアアクリル系の塗料が特にオススメです(*^^)v
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費用の目安としては、一般的な30坪の戸建て住宅で約60~90万円程度が相場です。
塗装費用は使用する塗料のグレードや面積などによって大きく変動します。
カバー工法は金属サイディングへのリフォームが可能
塗装では補修しきれない場合、カバー工法によるリフォームが選ばれることがあります。
外壁のカバー工法とは、既存のモルタル外壁の上から新たな外壁材を重ね張りする方法で、外壁全体を包み込むようにリフォームを進めます。
カバー工法のメリットは既存の外壁を解体する必要がないため、工期が比較的短く、廃材とその解体や処分費用も少なく済むことです。
ただ、モルタルは元々重量のある外壁材のため、カバー工法で使用するのは軽量な金属サイディングが主となります。
外壁の張り替え
外壁の劣化が著しい場合や、下地材(胴縁や防水シートなど)まで傷んでいるケースでは、外壁を一度すべて撤去し、新たな外壁材に張り替える「外壁張り替え工事」が必要になります。
外壁のリフォームとしては最も大がかりな方法ですが、建物全体の耐久性や防水性を根本から見直すことができるため、長期的な安心感があります(^▽^)/

劣化してしまったモルタルから最新の高性能外壁材への変更が可能であり、断熱材の入れ替えなども同時に行えるため、住まいの性能を総合的に高めたい方に向いるとも言えますね(^▽^)/
モルタルから金属サイディングへ張り替えを行うだけでも相当な軽量化に繋がりますので、お住まいの負荷の軽減や耐震性の向上が期待できます。
費用相場は約390万円~と高額になりますが、建物の状態を保つ上では非常に効果的な選択肢です。
私たち街の外壁塗装やさんは、塗装だけでなく張り替えやカバー工法のリフォームも承っておりますので、どうぞなんでもご相談くださいね(*^^*)

記事内に記載されている金額は2025年05月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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