外壁に使われる「モルタル」とは?

モルタル外壁は、セメント・砂・水を練り合わせて作る建材で、左官職人が手作業で仕上げる外壁工法です。
板橋区を含む都市部の住宅でも、昭和〜平成初期に建てられた戸建てによく使用されています。
モルタル外壁の特徴は、継ぎ目がなく意匠性に優れること。
左官仕上げやリシン・スタッコなど、さまざまな模様で表現できるのも人気の理由です。
モルタル外壁の代表的な仕上げ・種類
モルタル外壁には仕上げ方法によっていくつかの種類があります。
ここでは代表的なものをご紹介します。
● リシン仕上げ
骨材を混ぜて吹き付ける方法で、ざらざらとした手触りが特徴。
通気性は良いものの、汚れやすく塗膜が薄いため、早めの塗装メンテナンスが必要です。
● スタッコ仕上げ
リシンよりも厚みのある仕上げで、コテやローラーで凹凸を作るため重厚感があります。
クラック(ひび割れ)に強いですが、汚れが目立ちやすい点には注意が必要です。
● 吹き付けタイル仕上げ
表面に凹凸の模様を吹き付け、タイル調の意匠性を持たせる手法。
比較的耐候性が高い仕上げですが、手間がかかるため近年は減少傾向です。
モルタル外壁によく見られる劣化症状とは?① クラック(ひび割れ)

基礎部分から上方向にクラックが発生しています。
細いヒビ→ヘアクラックは、乾燥や地震の揺れ、下地の伸縮などによって発生します。
特に注意が必要なのが、構造クラック(0.3mm以上)で、放置すると雨水の侵入により内部劣化や雨漏りの原因となります。
モルタル外壁によく見られる劣化症状とは?②モルタルの剥がれ

剥がれと同時に大きなクラックが発生しています。
これは、下地との密着が弱くなり、モルタルが浮いたり剥がれたりする現象です。
美観が損なわれるだけでなく、雨水の侵入経路にもなります。
モルタル外壁によく見られる劣化症状とは?③チョーキング現象(白亜化)
モルタル外壁のメンテナンス方法
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● 塗装メンテナンス
表面の塗膜が劣化すると、防水性が低下しひび割れや剥がれが進行します。
そのため、10年を目安に外壁塗装を行うことが理想です。
下地補修(クラック処理・浮き補修)をしっかり行い、その上で下塗り・中塗り・上塗りと丁寧な工程が求められます。
モルタル外壁の補修・塗装は、下地処理の精度が耐久性に直結します。
特に、地震や雨風の影響を受けやすい地域では、地域密着の信頼できる外装リフォーム業者への依頼が安心です。
「街の外壁塗装やさん」では、モルタル外壁の劣化診断から最適なメンテナンス提案まで、無料で対応しております。
モルタル外壁の劣化が気になる方は、ぜひ一度「街の外壁塗装やさん」までご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年06月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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