練馬区旭丘1丁目で行った外壁塗装工事の概要
目地の必要性

外壁の目地とは窯業系サイディングボードや、コンクリートパネルの継ぎ目部分に施工されるシーリング材の事を指しています。
建物の防水性はもちろん、耐久性にも関わってくる非常に重要な役割を担っています。
しかし、経年劣化による防水性、耐久性の低下は避けることができない箇所でもあります。
ひび割れや硬化、ヤセなどが発生してしまうと、雨水が建物の内部に浸入し、内部の断熱材や木材を腐食させてしまう恐れがあります。
既存の目地を撤去


劣化してしまった目地をまずは全て撤去して、新しいシーリングを充填します。
既存の目地の撤去をする際はカッターを使って丁寧に取り除いていきます。
この工程を怠ってしまうと、新しいシーリングの密着性が確保しきれずに、すぐに剥がれたり劣化に繋がってしまいます。
また、目地の撤去を行った際に青いテープが見えますが、これはボンドブレーカーになります。
シーリングを充填した際に2面接着になるように施工されているテープの事を言います。
養生作業

既存の目地を撤去を終えたら、次は養生をしていきます。
仕上がりのラインを整えると共に、シーリング材が充填されてはいけない箇所への付着を防止する役割があります。
こちらの作業も仕上がりの見栄えに関わってくるので、丁寧におこなっていきます。
プライマーの塗布

養生を終えたら、次はプライマーを塗布していきます。
プライマーとは接着剤のような役割で、シーリング材を充填する前に予め塗布しておくことでシーリング材の密着性が向上し、耐久性をしっかり確保できるようになります。
シーリング材の充填・均し(ならし)


プライマーの塗布後、いよいよシーリング材を充填していきます。
今回は防カビ性も兼ね備えている耐久性・対候性のあるシーリング材を充填しています。
ただ充填するだけではなく、各部に充填後は専用のヘラを使って綺麗に均して、見栄えを整えます。
また、均すことによって充填時に入りきらなかった箇所までしっかりとシーリング材を充填することが出来ます。
充填完了

均しを終えたら養生を剥がしてシーリング材の充填完了となります。
今回は変成シリコン性のシーリング材を使っているので、硬化までにかかる時間は表面硬化に1時間程、完全硬化には最大3日程かかります。
まとめ
外壁塗装や、補修のメンテナンスとして目地を打ち換えることは非常に重要です。
見た目の改善だけでなく、お家の寿命を長持ちさせることにも繋がってくる大事な作業になります。
目地のメンテナンスは築10年程が目安とされています。
もし、普段生活していてご自宅の目地にひび割れやヤセを見かけたら、是非私たち、街の外壁塗装やさんへお気軽にご相談ください。
点検お見積りは無料なので、これからのお家の未来を守るためにも早めの点検や補修をお奨めいたします。
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記事内に記載されている金額は2025年09月12日時点での費用となります。
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