1.鉄骨階段はなぜ錆びるのか?
鉄骨階段は丈夫で長持ちする構造ですが、雨水・湿気・経年劣化により錆が生じやすい部位です。
錆を放置すると、以下のようなリスクがあります。
・踏板や裏側の腐食による強度低下
・塗装の膨れや剥がれ
・雨水が染み込み、階段の安全性が低下
・大掛かりな交換工事へと発展する可能性
鉄骨階段塗装では、ただ塗るだけでは不十分です。
「錆を落とす(けれん)」→「サビ止め」→「中塗り・上塗り」という工程を丁寧に行うことで長持ちさせることができます。
2.現地調査|雨水が原因で裏面にサビが進行

杉並区成田西の集合住宅で調査を行ったところ、鉄骨階段の裏側に雨水が垂れて錆が広がっている状態が確認されました。
裏面は普段目に付きにくく、気づいた時には塗装の剥がれや腐食が進行しているケースが多いのです。
3.鉄骨階段塗装の第一工程:けれん作業

塗装前の最重要工程がけれん作業です。
サビや旧塗膜を残したまま塗装しても、新しい塗料が密着せず、すぐに剥がれてしまいます。
この現場では以下の方法で丁寧にけれん作業を行いました。
・皮スキ・サンドペーパーを使用し、浮いたサビや塗膜を除去
・鉄素地が出る箇所もあるため、後工程の防錆塗料がしっかり密着する準備を整える
・段差や裏側まで漏れなく処理
4.使用したサビ止め塗料|ハイポン20デクロ

けれん作業後、下塗りとして日本ペイント製「ハイポン20デクロ」を使用しました。
この塗料は、鉄骨階段塗装の現場でも高く評価されており、以下の特徴があります。
・強力な防錆性能と密着性
・屋外階段や鉄骨構造物に適した硬化型エポキシ系下塗材
・塗膜が厚く、雨水・錆の再発を強力に防ぐ
5.サビ止め塗布作業

下塗りでは、階段裏側・踏板の角・手すりの支柱根元など、サビが再発しやすい箇所を重点的に塗布しました。
刷毛・ローラーを使い分け、塗りムラや塗り残しが出ないよう丁寧に塗装を実施。
この工程を省く、または薄く塗る業者も存在しますが、街の外壁塗装やさんでは長期耐久を重視し確実な施工を行っています。
6.サビ止め塗装完了の様子

この状態の上から、中塗り・上塗りを行うことで、さらに耐久性・美観性を高めていきます。
7.鉄骨階段塗装のタイミングはいつ?
以下のような症状が見られたら、鉄骨階段塗装のサインです。
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・塗装の色あせや剥がれ
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・錆が広がっている
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・表面がザラつき、足元が滑りやすい
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・雨水が裏面に垂れている(画像①のような状態)
放置すると補修費用が増すため、劣化が軽いうちのメンテナンスが最も経済的です。
8.まとめ|鉄骨階段塗装は「下地処理」が命です
杉並区成田西の現場でも、けれん作業と防錆下塗りを徹底することで、階段の寿命を大きく伸ばす準備が整いました。
・無料現地調査・お見積り対応
・階段単体の塗装も可能
・集合住宅・アパート・工場の鉄骨も対応
杉並区成田西周辺で鉄骨階段のサビや劣化が気になる方は、街の外壁塗装やさんまでお気軽にご相談ください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年11月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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