
八王子市小宮町のお住まいにて、破風板の調査を行ったところ、モルタル部分に深刻なひび割れが確認されました。
破風板は屋根の端部を保護する重要な部位であり、劣化が進行すると雨水の侵入リスクが高まりますし、
モルタルの破風は脱落してしまう危険性もあります。今回の破風は、表面だけでなく内部まで劣化が及んでいる可能性が高い状態でした。

破風板補修工事の第一工程として、既存モルタルの撤去作業を行います。
周囲を傷めないよう、まずは
カッターを使用してモルタルに切り込みを入れていきます。この工程を丁寧に行うことで、不要な破損を防ぎながら安全に解体が可能となります。

モルタルを切り進めていくと、破風に使用されている
モルタルの厚みが約60mmあることが判明しました。
このように厚みのあるモルタルは、一見すると丈夫に見えますが、内部に水分が滞留しやすいという欠点があります。
ひび割れが発生すると、劣化が急激に進行するため注意が必要です。

モルタルの切り離し後、劣化が進んでいる部分を中心に撤去作業を進めました。
写真のように、破風モルタルは半分ほど解体された状態となっています。
内部の状態を確認しながら作業を進めることで、適切な補修方法を判断することができます。

すべての撤去作業を一度に行えない場合は、次回工程までの養生が欠かせません。今回は、雨水の侵入やさらなる劣化を防ぐため、破風部分にしっかりと養生を施しました。
このような応急処置を行うことで、建物へのダメージ拡大を防ぐことができます。
破風板補修工事は、見た目の回復だけでなく建物を長持ちさせるために非常に重要です。
破風の劣化を放置すると、屋根内部や外壁への雨水被害につながる恐れがあります。
特にモルタル破風は、定期的な点検と早めの補修が重要なポイントとなります。
街の外壁塗装やさんでは、念入りに調査をおこない、お住まいの状態に合わせた最適な補修方法をご提案いたします(^O^)/
記事内に記載されている金額は2025年12月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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