あまりないケースかもしれませんが、外壁などの傷に塗装を行おうと思っても塗装がはじいてしまう、なんて経験は無いでしょうか?DIY好きな方ならあるかもしれませんね。私たち工事に携わる者は、そのような場面に遭遇することがあります。
原因となるのは、塗装しようとしている部分に油分が付着していたりするとはじいてしまいます。また、今回の様にコーキング材を「変成」と書いていないものを使用している部分にも同じようなことが発生するんです。
サイクルポートを固定していた外壁の穴を「変成」ではないシリコンシーリングで埋めてしまっていたようで、全く塗装がはじかれてしまいました。
既存外壁色に念入りに色合わせを行って、いざ!と塗装をするも塗装がはじかれてしまいます。うーん、これは困った・・・。だれだ?「変成」使わなかったのは?と恨んでみたところで自体は改善いたしません。
一般の方にはなかなか判断がしにくいのが、コーキング材ですね。ホームセンターのコーキング材コーナーにはそれこそ多種多様なコーキング材が並べられています。その中でもコーキングを行った後に塗装を行うのであれば、「変成」とうたっている物をお選びいただければ間違いありません。比較的、値段が高いものがその類でしょうか。〇〇オリジナル、といってお手頃価格で売っている物は、「変成」ではない物がほとんどです。
かといって、塗りこんでしまったシリコンコーキングを全て撤去するのは容易ではありません。そこで救世主的な薬剤がありまして、変成シリコンではないコーキング材の上に塗布することで塗装が可能になる優れものです。通常、「逆プライマー」とも呼ばれています。
この様な事は緊急回避的な事ではありますので、一番重要なのは「適材適所」です。使う場所や今後の事も考えて材料は選んでいくことが重要ですね。
記事内に記載されている金額は2017年10月12日時点での費用となります。
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