「窓枠のまわりの外壁がひび割れてしまっていると思うので点検して欲しい」というお問い合わせを荒川区にお住まいのお客様より承りました。
モルタル外壁のお家にお住まいの方に多いお悩み、ひび割れ。
モルタル外壁と言えば、意匠性に優れておりサイディングに比べてオリジナル感が出しやすいというメリットがありますが他の外壁に比べてひび割れがしやすいというデメリットもあります。
本日は、点検時の様子と、モルタルのひび割れの原因をご説明致します。

ひび割れの原因
実際にお問い合わせをしてくださったお家に点検に伺いますと、確かに窓枠に沿ってヒビが入ってしまっていました。
モルタル外壁は、調合する材料の組み合わせを変えることで耐久性や仕上がりを自由に調整することが出来ます。
セメントが材料に含まれているため非常に丈夫なイメージが付きやすいですが、モルタル自体は防水性機能が低く、塗装を行う事で防水性を持たせているのです。
ですから、塗装が劣化していくと、防水性も少しずつ失われていきます。そうすると、徐々に水分を吸収していき、ひび割れなどの様々な劣化症状を引き起こしてしまいます。
劣化症状をそのまま放置してしまうとお家自体の寿命が短くなってしまいます。ですので、お住まいの長持ちさせるためにも塗装などの外壁のメンテナンスをしっかり行う事が大切になってきます。


補修方法
ひび割れにも種類がありますが、今回点検に伺ったお家のひび割れは、幅0.3mm以上深さ4mm以上のひび割れで、構造クラックと呼ばれるものでした。
構造クラックは雨水が入り込む危険性があり、お家内部の金属を錆びさせてしまう原因にもなりかねます。こういった場合は早急に補修を行う必要があります。
構造クラックの場合は、弾性のある充填剤などを塗りこんで対処します。
ひび割れに沿って外壁をカットしその溝内にシーリングなど弾性のある充填剤を入れていくのです。
また、お客様の伺った所前回の塗装から12年ほど経っているという事でしたの、補修を含め、外壁塗装のご提案もいたしました。
モルタルの外壁はひび割れが起こりやすいことから弾性塗料を使用することが一般的です。
モルタル外壁は特に防水性の低い外壁です。
防水効果が切れる前に定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。
記事内に記載されている金額は2018年03月19日時点での費用となります。
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