本日は調布市深大寺元町にて行いました外壁と屋根の塗装前調査の模様をお届けいたします。
今回ご紹介いたしますお客様は、今年で築19年目になるお住まいで、今まで外壁の塗装メンテナンスをちょうど5年前に行われた方です。来年で築20年を迎えるにあたり、外壁と屋根のメンテナンスをお考えのようで、もし補修する個所があったら教えてほしいとのご相談を承りました。
サイディング外壁はまだ塗膜が健在で汚れの付着もなかったです
今回のお客様のお住まいは窯業サイディングを使用しています。築19年ですが、塗装メンテナンスからまだ5年しかたっていませんので、とても状態はいいようです。まだ塗膜に艶があり、表面にも汚れやカビなどの付着は確認されませんでした。またシーリングの状態も良く、あと5年前後は持つと思われます。念のため直接外壁に触れて塗膜の状態を確かめてみます。まだチョーキングの兆候はないようです。チョーキングは塗膜が劣化してチョークのように粉化する現象で、これが出ると塗装メンテナンスの時期といえます。
お客様の外壁はまだ5年ですので、あと2,3年は問題ないでしょう。
瓦棒引き屋根の塗膜が劣化してしまい、剥離してきています
気になるのはやはり屋根の方でしょう。屋根のメンテナンスは今までほとんど行わなかったとの事で、2年ほど前に棟板金を交換したのみとのことでした。
屋根は瓦棒引き屋根、俗に言うトタン屋根を使用しています。金属屋根ですが塗装により防水性を持ち、軽量で地震にも強い屋根材ですが、やはり塗膜が劣化してしまう10年以上メンテナンスを怠るとどうしても錆など出てきてしまいます。お客様の屋根も塗膜がすでに劣化しており、ところどころ塗膜が剥離してきています。1階の屋根の北側部分ではカビや藻が繁殖し、緑色に変色してきていました。これは塗膜が劣化したことにより防水性をすっかり失ってしまった結果ですが、カビや藻などは高圧洗浄を行えばきれいにすることができます。しかし失った防水性までは蘇らせることができません。やはり防水性を蘇らせ長く状態を維持していくには塗装メンテナンスが不可欠です。
外壁・屋根の調査を終えて、お客様には写真を見ていただきながら現状をご報告いたしました。
今回は築19年経過という事で、瓦棒引き屋根の塗装工事をおすすめしました。塗料としましては、遮熱性の非常に高いサーモアイSiをおすすめしました。
記事内に記載されている金額は2019年10月04日時点での費用となります。
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