本日は杉並区方南にて、屋根メンテナンスの調査を行った模様をお伝えします。
今回のお客様は今年で築17年目になるお住まいで、台風の後お庭に屋根材の破片が落ちていたとの事で、心配になり点検のご相談を承りました。
屋根というのはお住まいの中でも普段目にすることもあまりなく、実際に屋根の上に上ってみるという事もなかなかない箇所でありますので、お住まいの屋根が普段どのような状態なのか、台風の後破損してはいないか?などご心配がおありだと思います。ましてやお庭に屋根材の破片などが転がっていたら、雨漏りをしていなくても心配だと思います。
今回のお客様もその不安を打ち消したいという事もあってご連絡を頂きました。
築17年、前回塗装より7年経過したスレート屋根


それでは調査に入ります。
お客様の屋根は化粧スレートを使用しています。まだ築17年ということですが、屋根に関しては7年ほど前に一度塗装メンテナンスを行ったそうです。
前回塗装から7年しかたっていないせいか、全体的に色褪せた感があり、表面に若干カビの繁殖が見て取れますが、苔や藻などの繁殖は見られず、比較的きれいな状態といえます。ひび割れや反りなどの変形もほとんど見られず、屋根を歩いた感触からも下地材がしっかりしているのが伝わってきます。
棟板金の釘の抜けかけが多く、貫板の状態が心配


棟板金の様子を見てみます。
棟板金も7年前に塗装を行ったそうで、それ以降は外れる事もなく現状を保っているようです。よく見ますと釘の抜けかけが数か所で確認できました。前回は塗装のみを行ったそうですが、設置からは17年が経過していますので、そろそろ下地の貫板が傷んでくる時期といえます。釘の抜けかけが多くみられるのも、下地の貫板が傷んできて抜けやすくなってきているからといえます。ご予算に余裕があるようでしたらこの機会に交換するといいでしょう。

お客様には点検の時に撮影した写真をご覧いただきながら屋根の状況をご説明いたしました。
結局お客様の屋根には破損個所がなく、周囲のお住まいを屋根の上から確認したところ、お隣のスレートの破片が舞って落ちたものと判明いたしました。幸いお客様にはお怪我もなく、お住まいもご無事で何よりでした。
今回破片は違ったのですが、念のために屋根の状態をご報告いたしました。スレートに関しては高圧洗浄と塗装工事をご提案させていただきました。塗装には日本ペイントのファインパーフェクトベストをおすすめしました。
また、棟板金に関しては、合成樹脂を使用した貫板を含めた交換工事をご提案いたしました。
スレート屋根は塗装によるメンテナンスが必要不可欠ですので、なにか気になることがありましたら、お気軽にご相談下さい。
記事内に記載されている金額は2019年11月04日時点での費用となります。
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