「最近スレート屋根の汚れが気になるので塗装してきれいにしたい」というご相談をいただきましたのは、三鷹市井の頭にお住まいのお客様です。今年で築17年目を迎えるとのことで、今までこれといったメンテナンスはしてこなかったとのことです。普段なかなか目にしない屋根ですので、今までは一度も気にかけていなかったとの事ですが、今年の台風を機に、屋根の状態を気にかけるようになり、いつの間にか苔で覆われた屋根にショックを受けたそうです。
それでは調査に入ります。
お客様の屋根は化粧スレートを使用しています。築17年でこれまでノー・メンテナンスということで、やはり化粧スレートの表面に塗られた塗膜が完全に劣化している状態で、汚れやカビ、苔などが広範囲にわたって付着している状態です。塗膜自体もあちらこちらと剥離しており部分的にスレートの素地がむき出しになっている状態です。
スレート屋根そのものは防水性をもっておらず、それを塗装によって補っていますので、塗膜が劣化してしまいますと雨水を防ぐことができずどんどん傷んでしまいます。ですので、だいたい塗膜が劣化する10年前後で塗装メンテナンスを行うのがベストです。幸い下地材の状態は悪くないようですので葺き替えの必要はないようです。
塗膜の劣化と言えば、破風板や鼻隠しがかなり劣化しています。塗膜が劣化してボロボロと剥離してきています。こちらはスレートと違って木製の部材ですので、塗膜が劣化してしまいますと雨水を吸収し腐食していってしまいます。傷みが激しくなりますと塗装工事では補えず交換などの大掛かりな補修工事が必要となり、メンテナンス費用も嵩んできてしまいます。こちらは早期に塗装を行ったほうがいいでしょう。
お客様には点検の時に撮影した写真をご覧いただきながら屋根の状況をご説明いたしました。
スレート屋根に関しては、下地材の状態から今回は耐候性・耐久性の非常に高いファインパーフェクトベストによる塗装工事をご提案いたしました。破風・鼻隠しに対しては一部の補修作業と塗装工事をご提案いたしました。
記事内に記載されている金額は2019年12月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。