国立市谷保にご在住のお客様から外壁の汚れが目立つので塗装メンテナンスを考えている、とのご相談を頂きました。今年で築21年目を迎えるというお客様は、最近ご親戚の方がお住まいのメンテナンスを行い、とてもきれいになったとお話をお聞きして、わが家もそろそろ、とお考えになったそうです。
塗膜が劣化して藻が広範囲に繁殖しています
今回のお客様の外壁は窯業サイディング外壁を使用されています。一見するとタイル張り外壁のような風合いある仕上がりのサイディングです。
21年経過した外壁ですが、ほぼ10年前に一度外壁に関しては補修工事を行ったそうです。しかし、それから10年は経過していますので、注意深く確認する必要があります。
表から見る限りとてもきれいに見える外観ですが、問題は普段日の当たらない北側の外壁です。北側の外壁というのは日が当たらない分、湿気が溜まりやすく雨も乾きにくいため、汚れやカビが繁殖しやすい環境あります。ですので、北側外壁の確認が重要です。実際に裏に回って北側の外壁を見てみますと、お客様の外壁もやはりカビや藻が繁殖してしまっている状態でした。広い範囲で緑色に変色してしまっていました。汚れやカビ、藻や苔といった付着物でしたら高圧洗浄できれいに落とすことができます。しかし洗浄だけですと、塗膜劣化で失った防水機能まで回復することができません。きれいになった外壁を長く保つためにはやはり塗装工事が必要となります。
シーリングの劣化によりひび割れが全体的に入った状態です
サイディング外壁のつなぎ目を埋めているシーリングの状態を見てみます。ほぼ全体的に硬化して細かいひび割れが入ってしまっている状態でした。前回補修を行ってからも10年は経過していますので、このタイミングでシーリングも全面的に打ち替え工事を行ったほうがいいでしょう。
また、あちこちと補修跡のある外壁ですが、新たなクラックが発生しているのを確認いたしました。窓枠下から伸びるクラックで構造クラックです。こちらは早めにシーリングで補修を行わないと雨漏りの原因になりかねません。
調査を終えて、撮影した写真をご覧いただきながら、今回の調査結果をご報告いたしました。
前回の補修から築10年経過しているということで、今回はシーリングの打ち替え工事と外壁の高圧洗浄、一部クラックの補修工事、そして塗装工事をご提案させていただきました。おすすめします塗料としては、ナノテクノロジーで色褪せを防ぎ高い防藻性を誇るナノコンポジットWをおすすめしました。
記事内に記載されている金額は2020年02月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。