「最近の強風で屋根の一部が外れてしまったらしいので補修をお願いしたい」というご相談をいただきましたのは、三鷹市上連雀にお住まいのお客様です。今年で築20年目を迎えるとのことですが、お話によりますと今までこれといったメンテナンスはしてこなかったとのことです。雨漏りの心配があるのか、直すのにどのくらいかかるのかご心配という事でさっそく調査にお伺い致しました。現在、私達街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策を引き続き行っております。
強風で棟板金が飛散
屋根の上に上って確認いたします。すぐ目に飛び込んできたのは、棟板金の剥がれでした。屋根のてっぺんから降りてくる棟が、途中で切れて失ってしまっています。剥がれた後には下地に使われている貫板が残っていました。築20年で今までメンテナンスを行ってこなかったとの事で、やはり貫板の劣化が主な原因といえるでしょう。強風は剥がれてしまったきっかけにすぎません。残っている他の棟板金を見てみましても、釘の抜けや浮きが目立ちます。すでに木製である貫板が、経年劣化によって傷み、釘を固定できない状態になっています。釘が抜けやすい状況にあるので、強風で煽られたときに一気に抜けて剥がれてしまったのでしょう。こちらは残っている板金も含めて交換したほうがいいでしょう。
塗膜劣化により化粧スレートも苔が繁殖
化粧スレートの状態も見てみます。塗装メンテナンスを行ってこなかったというだけあり、全体的に塗膜が劣化して苔が多く発生している状態です。ただ、北側の面と南側の面では、カビや苔の繁殖具合が違っています。日照時間の多い南側だと雨が乾燥しやすくカビや苔が繁殖しにくいのです。塗膜を失いますとスレート自体にダメージがいってしまいますので、今回のタイミングで塗装工事を行ったほうがいいでしょう。
点検の結果を撮影した写真と一緒にお客様にご報告いたしました。棟板金交換工事と、屋根塗装工事をご提案いたしました。塗料には遮熱性の高いサーモアイSiをおすすめいたしました。
記事内に記載されている金額は2020年10月01日時点での費用となります。
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