本日は目黒区柿の木坂にお住まいのお客様より、屋根塗装メンテナンス調査のご依頼を承りました。お客様は先日、ご近所で工事をされている業者の方から、屋根が割れている、とご指摘を受けたとの事で、心配になり、インターネットで調べた違う業者に、客観的に見てもらおうということで弊社にご連絡いただいたそうです。昨年の台風以降こうした訪問業者による不具合の指摘というのは増えてきているように感じます。実際に屋根がどうなっているのか、調査したいと思います。なお私達街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウィルスへの対策として、ご自宅へお伺いする際は必ずマスクを着用させていただいております。
本門された業者に指摘を受けたスレート屋根
今回のお住まいは今年で築16年目になるとのことで、確かに最近は少しずつ汚れが目立つようになり、そろそろ屋根のメンテナンスを考えないといけない時期だと感じていたそうです。実際に屋根に上って見てみます。築16年という事で、経年劣化により塗膜が劣化してきています。日当たりの悪い方角の面では若干苔が繁殖し始めていますが、スレート自体の状態は悪くなさそうです。遠目から分かるほどの破損などはございませんでした。また、棟板金の飛散などもございません。いったいどの部分を見て割れていると言ったのか、不思議なほどです。確かに微細なクラックは発生していましたが、遠目から分かるようなひび割れではありませんでした。
わずかにクラックが発生
棟板金を見てみます。一部の棟で強風の影響からか反りが大きくなっている部分がありましたが、それ以外では特に錆もなく、問題ありませんでした。釘やビスの頭はシーリング処理されており抜けや釘穴からの雨漏りも心配なさそうです。ただ築年数から考えてそろそろ貫板の劣化時期になってきますので、塗装工事を行うタイミングで交換をしたほうがいいでしょう。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、屋根の現状をご説明いたしました。訪問業者が指摘するような大きな割れや破損もなく、直ちに雨漏りするような心配もありませんでした。ただ築年数16年という事を考慮して、スレートの一部破損個所の補修工事と、高圧洗浄と塗装工事をおすすめしました。おすすめの塗料としては耐久性、耐候性ともにバツグンのファインパーフェクトベストをおすすめしました。
記事内に記載されている金額は2020年10月14日時点での費用となります。
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