本日は府中市紅葉丘にお住まいのお客様より、屋根塗装メンテナンス調査のご依頼を承りました。お客様は先日、ご近所で工事をされている業者の方から、屋根の一部が外れかかっている、とご指摘を受けたとの事で、心配になりインターネットで調べて違う業者に見てもらおうということで、弊社にご連絡いただいたそうです。2019年に関東を襲った台風以降、こうした訪問業者による不具合の指摘というのは増えてきているように感じます。実際にお客様の屋根がどうなっているのか、調査したいと思います。なお私達街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウィルスへの対策として、ご自宅へお伺いする際は必ずマスクを着用させていただいております。
築19年目、塗膜劣化で苔が繁殖したスレート
今回のお住まいは今年で築19年目になるとのことで、20年目を迎える前に一度、屋根のメンテナンスをしたいと感じていたタイミングだったそうです。実際に屋根に上って見てみますと、やはり築19年という事で、経年劣化により塗膜が劣化してきています。日当たりの悪い方角の面では屋根が茶色に見えるほど、苔が繁殖しています。ただスレート自体の状態は悪くなさそうで、遠目から見て分かるほどの破損などはございませんでした。また、棟板金の飛散などもございません。いったいどの部分を見て外れかかっていると言ったのか、不思議なほどです。
釘が浮いてきている棟板金
続いて棟板金を見てみます。一部の棟で釘がいくつか浮いてきているのを確認いたしました。築19年といいますと、そろそろ貫板が傷んでくる時期になります。貫板の劣化により釘が抜けやすくなっている状態で、強風で煽られて釘が浮いてしまったようです。このまま放置いたしますと、台風等の強風が吹いた際、貫板ごと外れてしまう危険があります。そろそろメンテナンス時期でもありますし、このタイミングで貫板から交換をしたほうがいいでしょう。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら、屋根の現状をご説明いたしました。外れてしまった屋根材などは確認出来ませんでしたが、築年数を考えて、棟板金の交換工事と、スレートの塗装工事をおすすめしました。おすすめの塗料としては耐久性、耐候性ともにバツグンのファインパーフェクトベストをおすすめしました。
記事内に記載されている金額は2020年11月05日時点での費用となります。
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