本日は新宿区富久町にて行いました、屋根のメンテナンス調査にお伺いした模様をお伝えいたします。今回ご紹介いたしますのは今年で築16年になるというお住まいで、そろそろ塗装メンテナンスの時期という事で塗装を主としたメンテナンスを行いたいとの事で、補修する必要があるかどうか見て頂きたいとのお話でした。屋根の上の事は普段はあまり目にすることはないので、定期的にメンテナンスを行う意識はあっても、実際の現状はどうなっているのか分からないため、とてもご心配のご様子でした。
築16年目で塗膜が劣化したスレート
それでは実際に屋根に上って調査いたします。なおまだまだ新型コロナウイルスの影響がございますので、私達街の外壁塗装やさんではソーシャルディスタンスを守りマスク着用でお伺いさせて頂いております。
お客さんの屋根は化粧スレート屋根です。新築時の塗装もすでに15年以上経過しており塗膜の劣化が確認できます。表面がカサつき塗料の防水性も失いカビや苔が繁殖し始めております。こちらは高圧洗浄をかけることにより取り除くことが出来ます。が、防水性を回復するわけではありませんので、見た目がきれいになっても塗装工事は必要となります。今回はスレートの状態がまだまだ良好なため塗装工事をおすすめいたしました。
棟板金も貫板が劣化し釘が浮いてきています
棟板金を見てみます。こちらも今まで交換工事を行ったことがないというお話でしたので、下地に使われている貫板の劣化が心配です。すでに強風のあおりを受けて釘の浮きや抜けが複数個所で見受けられます。15年も経過しますと貫板の劣化により釘が抜けやすくなり、強風で棟板金が外れやすくなっています。今回のこの機会に貫板ごと交換したほうが良いでしょう。
お客様には撮影した写真をご覧いただきながら屋根の状況をご説明いたしました。棟板金の交換工事と、耐候性、耐久性のバツグンなファインパーフェクトベストによる塗装工事をおすすめいたしました。
記事内に記載されている金額は2020年11月09日時点での費用となります。
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