ジョリパット外壁の調査
西東京市保谷町のお客様より屋根の調査依頼を受けて現地にお伺いしたところ、築年数的に外壁の劣化も気になるので併せて調査をお願いしたいとご要望をいただきました。外壁はモルタル外壁のジョリパット仕上げで、テクスチャーが非常におしゃれな仕上がりでした。ジョリパットはフランス生まれの外壁用意匠材塗料のことで、日本では1975年から使われるようになったものです。簡単に言うと塗料に砂を混ぜて様々なパターン付けができるように作られた仕上げ材です。サイディングなどではつなぎ目ができてしまうのがデザイン的に弱点ですが、その点ジョリパットはつなぎ目のない一体感のある仕上がりにすることができます。おしゃれな塗り壁にしたいしたい方にはうってつけの仕上げ方と言えるでしょう。
ジョリパットもチョーキングを起こすのか
塗装はチョーキングが起きて劣化するけど、ジョリパットもチョーキングするのでしょうかとご質問をいただくことがありますが、新築時から一度も塗装していないジョリパットはチョーキングを起こしません。顔料が入っていないクリヤー塗装などもチョーキングが起きないので、豆知識程度に覚えていただけますと幸いです。
苔が生えたら撥水性が失われてきたサインです
その他にも、細かいクラックや苔の発生が見受けられました。ジョリパットは表面がざらざらしているので、汚れや苔が付着しやすいという弱点も持っています。今回の外壁でも北面の日が当たりにくい面で苔の発生が見受けられました。塗りたてのころは撥水性が保たれていますが、経年と共に撥水性は衰えていきます。右の写真のような苔が発生してくる状態を確認して、メンテナンスをしなければなと考えていただければと思います。私たち街の外壁塗装やさんでは、感染拡大が続いている新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しています。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2022年06月21日時点での費用となります。
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