

名古屋市中川区にて塗り替え工事のお見積り依頼をいただき現場調査に行ってきました。
築年数から考えるとサイディング目地のシーリングが劣化していました。よく見るとサイディングの下からハットジョイナーと呼ばれるものが出ていました。バルコニーの外壁からずり落ちていました。お客様は新築の時にはなかったとのお話ですが、それは当然で新築時には釘で取り付けるためずり下がることが考えれないく、落ちてきたということは釘で止めていないことになります。施工させていただいた時には上にあげて止めてから施工したいと思います。

サイディングは横張りしてある下の部分が水分がまわって腐食していました。ちょうどこの部分はお風呂場の外側になり、上には窓もあるため結露などした水分がまわって腐食したと思われます。実際に触っても湿っていましたので、水分調査とサイディングを捲ってみて下地の確認も必要になります。

外壁には化粧モールが取り付けてありるようサイドにはシーリングが施工されていました。新築時は化粧モールの厚みを出して見栄えをよくするためにシーリングが薄く施工されていましたので、ほとんどのシーリングが切れていました。塗り替えの時には、化粧モールの厚みが10mmしかない為にシーリングを三角シールで施工することになり化粧モールの厚みがなくなってしまいますが、シーリング性能をきちんと発揮するためには仕方がありません。

1階と2階の化粧モールの上も同じようにシーリングが劣化していました。この部分もシーリングを三角シールという施工方法をすることで雨水が溜まらずに流れる施工方法を取ります。

排水管のバンドも錆びていました。新築の時はこのようなバンドの部分はスチールを使用することが多く塗り替えの時期には必ず錆びています。ステンレス製の物を使用してあれば錆びることないのですが、なかなか戸建の住宅では無い様です。

屋根はお客様とのお話では塗装ではなく洗浄でしたが、写真を撮ってパソコンで見てみるとモニエル瓦という塗装が可能なものでした。モニエル瓦は約30年耐久性といわれていて、たまに塗り替えの時に塗装を施工しないお客様がいるときもあります。塗装するにしても施工方法をしっかりと行わないと、すぐに捲れてきたりするので施工には十分注意が必要な瓦になります。
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