こちらは去年の7月に施工が完了した建物です。
瓦棒屋根の塗膜が剥がれたとの連絡が受け、現地を確認し補修作業を行いました。
工事の施工前

今回塗膜の捲れ

瓦棒屋根の素材には、今ではガルバリウム鋼板を使用していますが、昔は亜鉛鋼板を使用しているために、塗料の密着が薄れてきて塗膜が剥がれて錆が発生して塗り替えをするものでした。塗装を行ったときも塗膜が剥がれている所は入念にケレンしてなるべく塗膜が密着していない所まで剥がしてから塗装を行いました。塗膜が密着しているかは確認してましたが全く捲れていない所から捲れたことはこの仕事に就いて30年ほど経ちますがここまで早く捲れるのは想定外でした。
また、今回の剥がれかたを見るとかなり前から剥がれたように見受けられました。
剥がし前

塗膜が浮いている所です
剥がし後

浮いている塗膜を削りました。
塗膜の剥がし後


スクレイパーを使用して塗膜を削っていきました。スクレイパーにはカッターナイフの刃がついているので、塗膜がある程度の密着なら剥がすことが出来ます。結果は倍以上の塗膜が剥がれました。別に力を入れるわけでもなく簡単に剥がせました。右の写真で塗膜無い所に最初の塗装が薄く残っている所がありますが、その部分は塗膜が密着していたところでしたが少し大きめに剥がしました。
錆止め塗装
研磨作業

錆止め塗装

捲れた塗膜のごみを取ってから、スコッチブライトというもの研磨していきます。研磨の目的は表面滑らかにするのと細かい傷をつけて塗料の密着をよくすることです。研磨後は清掃してからエスケー化研の2液性のマイルドボーセイを塗りました。
次回に上塗りをして完了します。
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